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竹内正浩 / 中公新書 (17件のレビュー)
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cinejazz0906
東京都心の戦前と戦後の変遷を、航空写真と古地図を駆使して訪ね歩く旅の本です。戦前に “宮城” と呼ばれていた皇居の空白地図の謎、黒船来航に対処するため品川沖の大砲の台場 “御台場”、幻の成田新幹線計画…、火付盗賊改長谷川平蔵が開いた石川島人足寄場の後継 “石川島懲役署”、戦犯収容の “巣鴨プリズン” → “東京拘置所” → “サンシャイン60” など、土地に纏わる歴史散歩を愉しめます。続きを読む
投稿日:2019.11.29
1213430番目の読書家
2013/1/26地図を手掛かりに過去の建物の変遷を追うという興味深い内容、写真も豊富で良かった。★4
投稿日:2019.09.02
saga-ref
江戸城・皇居の絵図は不思議な空白だ。敵は違えど将軍・天皇を守るという意味で肯けるが、その全容を我々一般市民が見ることはできない。まさに地図+空中写真で愉しむしかないものだ。8章のうち3章が鉄道にまつわ…る話で良かった。価格が上がることを厭わずにカラー版とした出版姿勢に敬意を表したい。続きを読む
投稿日:2017.08.31
こね
東京歴史散歩の第2弾。相変わらず散歩感に乏しいのは残念。最初のものよりテーマ的に濃くマニアックになって、そこのところはいい。 読んで気づいたのだけど、おそらくこの著者、あまり地形には興味がないんじゃな…いだろうか。空から見下ろした2次元平面での変化に関しては多く言及しているのだけど、土地の高低といった視点は比較的希薄。これが散歩感の乏しさの原因になっている気がする。散歩というのは、前後左右の水平移動は当然として、それと同時に土地の高低も大きく影響するものだから、それがないのはやはり散歩っぽくない。 第3弾は地形篇だそうだが、そのあたりがどのように描かれるのだろうか。続きを読む
投稿日:2014.10.11
kazubook21613
前作同様たのしめた。 東京が軍都であったのは、言われてみれば当たり前だが、こんなに戦争遺跡があるのには驚いた。 飛行場跡の章と鉄道関係の話題が面白かったかな。
投稿日:2014.06.07
flyingfrog35
2章の「八つあった御台場」と3章の「海のなかを走る鉄道」がとても面白かった。何年か前に第三台場に行ったとき、海の中にこんな大きなものを作るなんて!と驚いたのを思い出す。そんなのがまだ他にもあったなんて…!と改めて驚く。続きを読む
投稿日:2014.05.13
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