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大野裕, NPO法人地域精神保健福祉機構(コンボ), 工藤ぶち / 文響社 (8件のレビュー)
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ともねこ
大切な人が鬱病になり本書を手に取りました。 精神論で生きてきた自分がいかに狭く偏った考えをしていたのか知りました 相手も「どうすればいいか」はわかっていて それなのに動けない。 わかっていること…を指摘されると誰でも 歯痒く、自己嫌悪にもなりますね 「あなたの為に言っている」が いかに 思慮が足りなく身勝手であるか 相手にもっと寄り添い 信頼することが大事ですね。続きを読む
投稿日:2024.04.19
1860825番目の読書家
うつ病の人の状況がわかるとは言えませんが漫画なのでわかりやすいです。自分的には近くに鬱の人がいるので逆にイライラしてしまって読む時期が良くなかったかなと言う感じです。もっと自分に余裕ができたら再読して…勉強できたらなと思います。続きを読む
投稿日:2024.03.07
利根川うなぎ
罹患者の経験、専門医のアドバイスがあり、 鬱と双極症の理解が深まった。 特に、良かれと思った声掛けが 逆効果で、かえって苦しめてしまうことを学べました。 罹患者を支える良き指針になります。 家族や同僚…など、身近な人が罹患したら 再読したい。 学校関係者に一読を勧めます。 励ましたり、怠けを疑ったり、「進級できなかったらどうするつもり?」等と先のことを考えさせたりすることが、マイナスになるケースがあるそうです。 続きを読む
投稿日:2024.02.17
dokutoku
「身体が石のように重い」「突然体調が悪化する」「いつも何かに追いかけられている」…誰でも心が沈むことがある。たいていは心の持ちようで解消する。鬱の症状が理解されにくいのは、健全な心のサイクルにあまりに…も近すぎるからでもある。快復できないのは自分のせいではない。努力が足りていないからではない。「頑張れ」は言ってはいけない言葉。病気は感覚だけでは治せない。そのままの自分を、ありのままのその人を受け入れる。長い人生、いろんなことがある。思い出に変わるときがきっとくる。…幸いにも、この病にはまだ罹ったことがない。続きを読む
投稿日:2024.02.10
楓依
鬱病を経験すると、色彩豊かな世界が灰色に見えます。 「休め」と言われても休み方もうまくわからなくて、美しい風景を見ても何も感じない、ご飯が美味しくない。自信もなく、達成感もうまく感じられず、今日を生き…るだけで精一杯なのに明日のことなんて考えられなくて、次第に絶望が押し寄せるようにやってきます。 そんな自分を救えるのは、抗うつ薬でも周囲のだれかに寄りかかることでもなく、自分だけです。 そのためには、鬱病というフィルターを通して見ている世界、そして自分を知ることがたいせつで、この本には当事者の声がたくさん収録されています。 この本を読んでから、「この症状で苦しんでいる人は他にもいて、自分が悪いわけじゃなかったんだ。」と思えるようになりました。 病気に向き合うことは怖いけれど、苦しいことは苦しいと割り切って、できることに少しずつ取り組んでゆくことが、寛解へのいちばんの近道へなると信じています。続きを読む
投稿日:2024.01.16
Yuka
自分が、家族がうつになってしまったら…って他人事じゃない。生きづらい社会、誰だって当事者になってしまう。
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