【感想】「発達障害」と間違われる子どもたち

成田奈緒子 / 青春新書インテリジェンス
(34件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
11
10
9
2
0

ブクログレビュー

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  • さおゆめ

    さおゆめ

    生活改善をすることがいかに大切かがわかった。
    子どもと大人にとって大切な睡眠。
    睡眠時間の確保って本当に大事だと感じた。

    子どもに関わっている色んな人に読んで欲しい一冊。

    投稿日:2024.05.05

  • りっちゃん

    りっちゃん

    以前から私も子供に対する昨今の捉え方については、過剰だと感じていました。何を大切にすべきか?原始人育ては、本当に共感します。我が子が発達障がいかも?と心配になった保護者にもおすすめします。脳を育てなおせば、きっとそんな心配もなくなると思います。また、学校の先生方も理解が深まれば不登校問題も少しは解決するのではないかと期待します。続きを読む

    投稿日:2024.04.03

  • yokkie

    yokkie

    「ケーキを切れない非行少年たち」を読んで、次の障がい者教育として気になっていた本。妻の本棚から取りました

    発達障害として言われることで救われる人もいれば、環境が作った発達障害もあるなって思わされました。

    まずは生活するための脳を鍛える。
    本書ではからだ脳と書かれていましたが、まずは生活改善。早寝早起き、体を動かして、朝日を浴びで、規則正しい時間に食べる。妻が21時には寝させようとしたり、お昼寝を短くさせたりと頑張っているのに、ちゃんと協力しようと思いました。そして、自分もちゃんと睡眠取ります。といって、今は夜の0時。あー、もうダメだ。頑張って、早く起きよう

    ちなみに発達障害は脳に腫瘍があるとか本当に障害があるときを指すそうです。そういう時は生活改善をしても、認知が歪んでる可能性があるので、認知訓練をちゃんとして、現状理解をしていかないといけないです。ケーキを切れない非行少年はこちらの部類に入ると思われる。

    発達障害もどき(生活改善で治る)と発達障害は混同しない方が良いですね。見極めは難しそうだけど、どちらにしろまずは生活改善な気もしますね

    あと、役割を与えることは心掛けよう
    お米研ぎはやっぱりちゃんとやってもらおうかな
    続きを読む

    投稿日:2024.03.27

  • ひゃっほう

    ひゃっほう

    このレビューはネタバレを含みます

    「ペアレンティングトレーニング」に続いて2冊目の成田さんの本。
    元々はこちらを先に図書館予約したのですが、予約数が多すぎて私の考えていた読む順番が逆になりました。

    海外生まれ、多言語環境で育った我が子は発語が遅い上に3才を過ぎても3ヶ国語が混ざった状態でした。本帰国後の検診で案の定引っ掛かり、発達相談を受けた前後から私の不安感が一気に高まると同時に、「大人の予想外のことをする扱いにくい子どもを全て発達障害の枠に押し込もうとしてやいないか」という思いもあり、あれこれ調べるなかで成田さんの本を知りました。
    あまりの人気(?)で図書館予約の順番を待つ間に我が子に関する発達障害の心配はなくなったものの、育児の悩みは尽きないし、成田さんが何をどのように書いているのか知りたい気持ちは褪せなかったので興味深く読みました。

    ペアレンティングと内容が被る部分はあるものの、こちらも容赦なく私に刺さり、刺さりすぎて打ちのめされるほどでした。

    ペアレンティングと重なる部分としては、まずは子どもの生活リズムを見直すこと。
    現代にしては少数派とされるくらいの早寝早起きが子どもにもたらす効果たるやいかに。我が家は比較的実行できているけれど、振り返ってみると確かに攻撃性が増したりするのはリズムが乱れた時に多く、それは大人である私も然り


    それ以外では
    ・「子どもは叱られると不安と攻撃性が増します。(中略)不安と攻撃性から出た行動から(中略)『発達障害』と間違われることがあります」

    ・「子どもに与えるべきは『寝る・食べる・逃げる』というスキル」
     ⇒心身を犠牲にしてまで何かをする必要はないということ⇒不当な労働環境から脱することができる

    ・「親が頑張ることで、子どもが自分で感じて考えて、行動する機会を奪っているのです」

    ・子どもに役割を与えて、その子がいないと生活が回らないような環境を作る→親が子に「ありがとう」と言う機会が増える→子どもの自己肯定感を押し上げる

    ・「親が子の失敗を(感情的に)叱らないと子どもは失敗した人のことを許せるようになる」
    が強く心に残りました。


    この本に向かって「あぁもう本当に申し訳ありませんでした」と土下座したくなる内容が多く、それ以外にもなるほどと思える学びの多い一冊でした。
    我が子を優秀に育てることには固執しないけれど、心身ともに健やかに育てたい。そんな私の思いにも優しく、時に厳しく寄り添ってくれるなと思いました。


    成田さんが仰る通り、昨今「発達障害」という言葉が一人歩きしている感があると思います。確かに原因や病名がハッキリした方が方向性が見えて良いというのは痛いほどよく分かるのですが、曖昧で謎だらけなのが子ども。
    ペアレンティングに書いてあった通り、大人はいつも一枚上手で笑顔を保つことが何より大切で、大人にとって都合の良い「いい子」である必要はないということを我々大人や社会全体が学び直さないと、この日本における子育ては辛く苦しいものであり続けるように思いました。


    子育てしてると、子以上に自分を育ててる感が強まります。


    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.03.11

  • ぷぅ

    ぷぅ

    タイトルに惹かれて読んでみたが、結局は早寝早起きを基本とした生活リズムを整えることだ、という内容だった。これは昔も今も変わらず子育てには大切なことだ。問題はこの基本的に大切なことができにくい社会的環境になっていることではないかと思った。そして、このような状況にある子育て世代をどうサポートしていくのかということだ。著者の成田さんは、このような方々へのサポートをしておられるとのこと。子供の育ちに悩むより多くの方々に、広くサポートの手が差し伸べられるようと願っている。続きを読む

    投稿日:2024.02.23

  • ほんもち

    ほんもち

    発達障害が急に増えたと思ったいたらこういうことか。ただ、鵜呑みにしてしまうのも良くないだろう。まずは、早寝早起きから。これが一番大事なことらしい。

    投稿日:2024.02.13

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