【感想】「人生学」ことはじめ

河合隼雄 / 講談社
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • なつき

    なつき

    河合さんの違う本も読んでみたい。
    この本は、様々な雑誌に載せた短いエッセイなどをまとめただけのものなので、散漫な印象を受けました。
    取っ掛かりとしてはちょうどよかったと思います。

    彼の思想は、深いです。
    流行の(?)「自立」という言葉ですが、もともと西洋的な「自立」概念がなかったところに、日本人は安易に取り入れたためにおかしなことになっているとか。
    一口に自立と言っても、文化的背景の違いによって取り入れ方は変わるんだなあと思いました。

    一枚岩な考えを押し付けるのではなく、「いいとされていることでも、苦しいならやめなよ」と諭されている気分になりました。
    日本人に合った心理学、という考えは新鮮だったなあ。
    続きを読む

    投稿日:2013.01.20

  • あゆまる

    あゆまる

    夫の実家にあった本を拝借。初河合隼雄。衝撃的でした。現代から見たら厳しい事を書いていのですが、戦前からを肌で知っている著者の一言一言は、便利で見失ってしまっている大切な事を、当たり前のように指南していて、読み返すたび、新しい発見があります。続きを読む

    投稿日:2008.01.21

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