【感想】講談えほん 曲垣平九郎 出世の石段

神田伯山, 石崎洋司, 五十嵐大介 / 講談社の創作絵本
(1件のレビュー)

総合評価:

平均 5.0
1
0
0
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • hawaii0521

    hawaii0521

    古典芸能である講談の普及を目的として、幼いころから親しんでもらうべく絵本にした「講談えほん」シリーズの1冊。
    監修を人気講談師の神田伯山が手掛けている。

    彼は神田松之丞時代から、本シリーズの慣習を行っていて、以前自身のラジオ番組では、講談の面白さを損なわず、でも子供にもわかりやすいようにするためものすごく苦労した旨を言っていた。

    もちろん、もともとの文章が良かったという大前提はあるだろうが、講談では定番とされる有名な一席を講談調を損ねずに、でもコンパクトにまとめてあるのは流石と思った。

    加えて、本書では絵を手掛けているのが漫画家の五十嵐大介で、「海獣の子供」や「ディザインズ」とは異なるが、力強さとナイーブさが同居した素晴らしい絵が講談の面白さをより一層引き立てていると感じた。

    うちの子供が乳幼児の時に本書があればな~、と強く残念にも思った次第。
    続きを読む

    投稿日:2021.06.28

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。