【感想】綾戸智恵、介護を学ぶ

一志治夫, 綾戸智恵, 北原茂実, 岸見一郎, 佐々木康一 / 講談社
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • Pooh

    Pooh

    ジャズ、ゴスペル シンガー 綾戸智恵さんが、母ユヅルさんの介護を通して、介護や認知症について学んでいった記録。
    綾戸智恵さんは介護の過程で、介護や認知症に対してだけでなく、母ユヅルさんや自分自身はもとより人間について、旺盛な知識欲で多くのことを学び実践されている。
    この本の素晴らしいところは、単に「綾戸智恵の介護記」、ではなく、書名の通り介護やリハビリについて、その知識と対応の仕方など、実践的かつ理論的なテキスト、ともいえる内容になっているところ。
    3人の専門家との対談も非常に有益。綾戸さん自身の体験、その体験から導き出された数多くの気付きは参考になる。それにしても綾戸さんの表現力と理解力に感心するとともに、その綾戸さんとその気付き言葉を的確に捉えまとめてくれた著者の力に感謝。
    特に介護をがんばっている人たちには読んで欲しい。行き詰まってしまう前に。
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    投稿日:2013.01.20

  • yuusou21

    yuusou21

    このレビューはネタバレを含みます

    前半よりも後半の綾戸さんと専門医との三つの対談が、勉強になった。それにしても綾戸さんのなんでも完璧にやろうとする姿勢はすごい。母親の介護の大変さが伝わってくる。そして、綾戸さんが三年間の現在進行形の介護で学んだことがよくわかる。

    図書館で目についたので借りました。「介護」を真剣に考えたことがない人でも、読み物としても興味深く読めます。

    「今現在の症状を直視すること」(先を見て不安になったり、過去を見て後悔したりしない」
    「笑いを忘れないこと」
    「自分が何かできると思わないこと」

    子育てにも通じるなーと思いました。

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    投稿日:2011.05.03

  • momochankaikun

    momochankaikun

     介護の専門家や医療者に向けて書かれている専門書ではありませんが、今、介護をしている人や介護の仕事に携わっている人、目下、介護を学んでいる人には、とても読みやすく知識も得ることができ、役に立つと思います。
     ある認知症の患者と家族のエピソードとして疑似体験できる内容の本だと思いました。
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    投稿日:2011.01.05

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