【感想】ゆめちゃんの ハロウィーン

高林麻里 / 講談社の創作絵本
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 淳水堂

    淳水堂

    読み聞かせ 2年生 約7分

    ニューヨークで暮らす日本人のゆめちゃんがハロウィーンのおまつりを楽しむ様子を通して、アメリカのハロウィーンが書かれます。
    アメリカのハロウィーンの仮装はなりたいものになって良いということで、幼稚園のお友達も、豹、忍者、てんとう虫、クレヨン、サラダ、潜水艦などの仮装をします。
    ゆめちゃんとおかあさんの魔女の衣装は手作りです。
    近所の個人のお家では「おばけやしき 入って!(haunted house come in)」という張り紙があって自由に入って楽しむことができます。

    日本でもハロウィンがすっかり定着しているので、小学生に「アメリカの楽しみ方」を知ってもらうのによいかと思って読んだのですが、子供たちの反応が「ハロウィンなのにハロウィンに関係ない服を着て変」「おばけやしきなのに明るくておかしい(これは絵本の都合かと思いますが)」「かぼちゃのランプって、蝋燭が倒れたら火事になるじゃん」という反応でした。
    そっかー、私のような年代ではハロウィーンは欧米のお祭りであり、欧米のニュースや映画で知ったのが最初で、そこから日本に入ってきてアレンジされたという印象なので、この絵本でアメリカではこんな楽しみ方といわれたらそうなんだね、って思います。そして近所の外国人の方が「1年の稼ぎはハロウィンに注ぎ込みます!!」と言って本格的な飾りやパーティをしているので、絵本に書いてある家の飾りやおばけやしきも想像できます。
    しかし小学生にとってはハロウィンとは生まれたときからやっている日本のお祭りで、おばけの格好をするもの、というものだと認識しているし、ジャック・オー・ランタンも絵でしか知らないので、かぼちゃの中身を出して蝋燭を入れているということが分からない。絵本の都合でおばけやしきも可愛い。そこで本場アメリカの楽しみ方を「変だ」「おかしい」と感じるんですね。
    (でも日本人のハロウィンの仮装こそ、アニメキャラや動物やお姫様とかが多いので、子供たちが「ハロウィンなのにおばけじゃなくて関係ない格好して変だ」という感想はちょっと意外だった)

    大人としてはアメリカの楽しみ方がわかって読みやすい絵本でした。
    そして「潜水艦」が「イエローサブマリン」のも面白かった。「せんすいかんの仮装」って、何で?と思ったけど、アメリカでは標準なのね。
    続きを読む

    投稿日:2023.10.28

  • ちひろ

    ちひろ

    2歳1ヶ月。図書館で借りた本。
    最近やたら、お化けやらハロウィンが好きになったようで、じぶんで図書館で持ってきたけれど、帰宅してからは一度も開こうとしない。話もすこし難しそうだ。来年くらいには読めるかな。続きを読む

    投稿日:2022.02.03

  • Tatsuo-y

    Tatsuo-y

    ハロウィーンの行事が描かれた絵本。だいぶ身近になって来たけど本場だとこんなに本格的に楽しむものなのかな?仮装が少しホラーなものが多かったように思いますが絵もカラフルで楽しみながら学べる絵本だと思います続きを読む

    投稿日:2021.07.28

  • kakewata

    kakewata

    2歳3ヶ月のとき。
    近所でハロウィンイベントを行う予定があったので、
    その前に「ハロウィンはどんなことをするのか?」ということを教えようと思い借りてきた本です。
    主人公の女の子は日本人で、NYに住んでいます。
    NYでのハロウィンのリアルな1日を子供向けに描写している絵本だと思います。
    子供もお気に入りでしたし、私も読みやすくよかったです。
    続きを読む

    投稿日:2012.01.13

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