【感想】新・建築入門 ──思想と歴史

隈研吾 / ちくま学芸文庫
(1件のレビュー)

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ブクログレビュー

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  • nyankoteacher

    nyankoteacher

    洞窟からポストモダンにいたるまで、「建築」は、どのような意味を担ってきたのか、設計者・デザイナーはどういう思想背景でそのデザインを生み出し、各時代の様式が形成されてきたのか、客観と主観、普遍性と多様性、構築と自然のせめぎあい、入れ替わりは歴史の中でどのように進んできたのかを、時間軸を下り、複雑混沌を避けながら、簡潔明瞭に説明している。
    おそらく、全体的に「客観的」な叙述ではなく、隈研吾自身の解釈で筋を通していると思うのだが、それをあまり感じさせない。本書を通読することは、半期の「建築史」講義を、明るい講義室で聴きつづけているような感覚に近かった。
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    投稿日:2022.06.19

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