【感想】密告の件、Mへ

加茂隆康 / 講談社文庫
(1件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • tweelingen16

    tweelingen16

    読み応えがあった

    主人公弁護士と縁のあった法科大学院の教授が殺害され、警察から教授が自分に伝えたいことがあったようだと知る
    時を同じくして今をときめく女性弁護士が受けた懲戒請求の異議申立の代理人を引き受けることになる
    資産家の巨額の財産がなくなる事件も絡んできて、事態は予想もしない方向へと進んでいく

    弁護士=エリート=お金持ちのイメージが実際はそうではなく、熾烈な競争、足の引っ張り合いが常態化している
    成功している弁護士には羨望と嫉妬が渦巻き、少しの躓きも見逃さないと目を光らせている者がいる

    法定での論戦は読んでいてスリリングで面白い
    主人公弁護士は弁護士=エリート=お金持ちだけれど、自身の実体験が根底にありブレることがない
    弁護士に限らず、こういった人が一番強いのだと思った
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    投稿日:2024.04.02

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