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谷崎潤一郎, 榎本俊二, 今日マチ子, 久世番子, 近藤聡乃, しりあがり寿, 高野文子, 中村明日美子, 西村ツチカ, 古屋兎丸, 山口晃, 山田参助 / 中公文庫 (20件のレビュー)
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ムッネニーク
50冊目『谷崎マンガ ー変態アンソロジー』(谷崎潤一郎 原作、榎本俊二/今日マチ子/久世番子/近藤聡乃/しりあがり寿/高野文子/中村明日美子/西村ツチカ/古屋兎丸/山口晃/山田参助 著、2021年8月…、中央公論新社) 奇人変人が蠢く文壇において今なお強い光を放ち続ける、大天才にして弩級の変態・谷崎潤一郎。個性派漫画家11人が彼の作品に新たな息吹を吹き込む。 どの作品もクセが強く、好きなものも嫌いなものもあるのだが、画家としても活躍する山口晃の描く「台所太平記」はとても可愛らしくて和む。 〈ちぇすとー〉続きを読む
投稿日:2024.04.11
馬鈴薯
谷崎潤一郎の作品は一個も読んだことがなかったけど、まさに入門に相応しい一冊でした。谷崎潤一郎の作品読みたくなった。『青塚氏の話』『台所〜』は特に好き。古屋先生と中村先生アツい。
投稿日:2023.12.01
book1574
谷崎潤一郎の小説を様々なテイストで漫画化。「変態アンソロジー」とありますが谷崎文学はそもそもどの作品にも変態的要素があります(それこそが魅力)。谷崎作品が好きな方や一風変わった漫画を好む方におすすめの…文庫本です。続きを読む
投稿日:2023.05.31
bonbon
谷崎潤一郎を好きな子供が推してきて。 いや-、すごい。谷崎ワールド全開。 変態アンソロジーとは上手い副題付けたな。 「あいつは踏まれたい男なのよ」 と言ってきた友人の言葉を思い出した。 台所太平記は…読みたくなった。続きを読む
投稿日:2023.05.22
あたらしい11ぴき
おもしろい、本作が読みたくなる。絵もそれぞれいい。 夢の浮橋がいい、狂った感じがすき、よまないと。ついこないだ読んだナオミもよかった。
投稿日:2022.08.21
NORIS
2022.8.2 市立図書館 予約を入れてだいぶ待ってようやく順番が回ってきた(ちょうど仕事が一区切りついたところなのでグッドタイミング)。 親本『谷崎万華鏡』を改題。ちょっと、いやかなり変態な文豪谷…崎潤一郎の世界を11人の漫画家がマンガに仕立てた楽しい谷崎入門。 久世番子「谷崎ガールズ」 古屋兎丸「少年」 西村ツチカ「人間が猿になった話」 近藤聡乃「夢の浮橋」 山田参助「飆風」 今日マチ子「痴人の愛」 中村明日美子「続続羅洞先生」 榎本俊二「青塚氏の話」 高野文子「陰翳礼讃」 しりあがり寿「谷崎潤一郎『瘋癲老人日記』×ヘミングウェイ『老人と海』REMIX」 山口晃「台所太平記」 どれもおもしろかった。うしろに行くにつれおもしろさが増す感じ。 細雪、源氏物語の現代語訳など知識はあってもちゃんと読んだことが実はなかったのだが、読もうとしても作風がちょっと相性が悪そうだということはなんとなくわかった(しかしこうした短編マンガ仕立てで読む分にはおもしろい)。「陰翳礼讃」と「文章読本」をタネにした高野文子が小説は無理そうだというのに同感で、「陰翳礼讃」と晩年のお手伝いさん列伝あたりはいずれちゃんと読んでみたいと思った。巻末の対談やインタビューもおもしろく、近藤聡乃と山口晃の話で、谷崎は英訳すると若い頃の作品(話の展開のおもしろさ)のほうが人気で晩年の作品(文体の味わい)は受けない、という話などなるほどと思った。 それと、清水義範の好色爺さん系の話、あれは谷崎のパスティーシュだったのか!?続きを読む
投稿日:2022.08.02
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