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小林エリカ / 講談社 (10件のレビュー)
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総合評価:
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早蕨
シャーロック・ホームズ繋がりで読み始め。時代背景や物語の起こる場所に馴染みがあり、親しみを感じて読了。どの人にも物語があり、人生は続くということをしみじと感じた。
投稿日:2023.04.30
agnes
「飛ぶ教室」で紹介された本は高い確率ではずしている。もちろん私個人的な感想だが。とにかくダメだ、合わなさすぎて読む気にならず即やめた。ゴメン。
投稿日:2022.12.12
Anony
感想 家族の足跡を追う。どうやって親になったのか。何を見てきたのか。自分が今生きていることの証を手に入れ明日を生きていく気力をもらう。
投稿日:2022.12.08
spica2015
亡くなった父について書かれているということだけでキュンとする。 「交霊」も読んで、生と死の境目は意外と曖昧なものだと感じる(信じる)時が自分にもいつか来るのだろうかと思った。
投稿日:2022.11.20
bs_yasagure
夫婦でシャーロック・ホームズシリーズの翻訳を手がけた、医師でもある父を持つ著者が父との最期の日々と彼の父親からの生い立ちを書いたノンフィクション的な私小説(でいいかな)ホームズシリーズの生みの親ドイル…の生涯と重ねた展開は、ホームズ好きとして興味深く、このシリーズを翻訳することに自分の存在を証明したともいえる使命感も覚えた。翻訳があってこそ世界中の物語が伝えられる。その重要性も強く感じる。続きを読む
投稿日:2022.05.29
FT
異なる時間軸で展開していく複数の物語をカットバックでつなぎながら収斂させていく、というのはポピュラーな手法ではあるが、今作の場合はそれぞれの時空における登場人物たちの多くが重複し、また進行していくテン…ポやリズムに差異がない、つまり単調でメリハリに欠けるので、読み辛かった。 骨子はほぼノンフィクションとも言える、著者自身の家族を巡る物語であり、作中世界に共感できるか、没入できるかどうかで評価は大きく変わってくる類の作品だと思う。 境遇含め、読者の属性に依る部分がとても大きい。 シャーロキアンとはとても称せないが、私も子供の頃から全集を何度も通読するほどのホームズ好きなので、タイトルにもなっている「最後の挨拶」がどういう形で活きてくるのかな…と期待しつつ読み進めていったものの、結局は何らギミックとして用いられることはなく幕を閉じたので、やや拍子抜けした。 そういった意味でも、今作は小説の体を取った家族の系譜の記録であり、娯楽性を高めるために装飾するような作品ではなかったのだろう。 「交霊」については、女の霊が抱く孤独感と悲哀にスポットが当たり出した頃は、その後の展開に期待が高まったが、なんだか後半は私の好みとは相容れない方向に進んでいって、どうもよく分からないうちに読了を迎えてしまった。続きを読む
投稿日:2022.03.28
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