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猪瀬直樹 / 中公文庫 (6件のレビュー)
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noborun63
P.33 8行目 「日付は昭和二十三年三月十日。」 東京空襲の日なので、昭和二十年の間違い? (2021年7月10日 再版)
投稿日:2023.05.03
TAISEI
戦争に負けた終戦の8月15日は覚えているのに、戦争が始まった日を知らない。まさかA級戦犯の処刑が平成天皇の誕生日に実施されたことも全く知らなかった。 現在と過去を行き来するストーリーも面白かった。
投稿日:2022.03.19
くま
東條英機らA級戦犯が昭和23年12月23日に処刑された。 この暗号は平成になり日本人が思い出すべきものだった。 マッカーサーら、アメリカの仕掛けた壮大な演出。 しかし、これに気付かないまま、太平洋戦争…を総括できていない日本。 令和になって、いっそう太平洋戦争への記憶だけが薄れていくのを感じる。続きを読む
投稿日:2021.11.13
dysm3636
昭和23年12月23日、東條英機をはじめA級戦犯が処刑された。なぜ?皇太子明仁の誕生日、のちの「天皇誕生日」が選ばれたのか。そこには・・・。
投稿日:2021.08.18
supermichael211
このレビューはネタバレを含みます
「昭和16年夏の敗戦」に続く完結編と著者は書いていますが、これは日本人必読の書かと思いました。 ある女性が手にした祖母の日記に、「ジミーの誕生日の件、心配です」とあったことから物語は始まります。少しネタバレですが、ジミーとはいまの上皇様(天皇明仁)のこと。2・26事件から「日本のいちばん長い日」 (半藤一利)を経て、東京裁判・処刑までを追っています。東京裁判の開廷は憲法施行日(5月3日)、28人を起訴したのは昭和天皇誕生日(4月29日)、そして処刑されたのは次の天皇誕生日(12月23日)。そこに時限装置としての意図を見出しながら歴史を追う展開となっています。 天皇明仁は、皇太子時代の沖縄訪問(火炎瓶を投げつけられる)や、サイパン・パラオを含めて各地の戦没慰霊碑を回られていますが、これが背負った運命によるとすると、ご心痛もさぞ多かったものと拝察します。 文庫版に加えられた「予測できない未来に対処するために」も読みごたえあり、まるでいまの首相を彷彿させます。初めて知る部分も多く、歴史好きには見逃せない一冊です。
投稿日:2021.08.04
中央公論新社
東條英機はなぜ未来の「天皇誕生日」に処刑されたのか。敗戦国日本の真実に迫る『昭和16年夏の敗戦』完結篇。新たに書き下ろし論考を収録。〈解説〉梯久美子
投稿日:2021.06.15
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