【感想】勉強する気はなぜ起こらないのか

外山美樹 / ちくまプリマー新書
(23件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • えむ

    えむ

    電気ショックによって犬を無気力にしてネガティブ反応を覚えさせる実験が最後の方に出てきて心が痛むが、あとがきにて著者も同様の思いを抱きその心理実験を行なった心理学者の論文などを読み漁りその後のことまで調べたと書いてあったのが一番よかった。続きを読む

    投稿日:2024.02.05

  • マッティ

    マッティ

    このレビューはネタバレを含みます

    やる気とは、ある行動を引き起こし、その行動を持続させ、結果として一定の方向に導く心理的過程。
    人生で成功するためにもっとも必要なものはどれだけ誘惑に勝てるかという「我慢強さ」
    肯定的な有能感を形成するため、関係性の欲求を満たすため、自律性の欲求を満たすために、周囲のサポートが必須。
    物事を限定的に見られず、永続性や普遍性が強い人間は学習性無気力状態になりやすいが、意図的に限定的な思考をするだけでも改善はできる。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.12.03

  • 1554475番目の読書家

    1554475番目の読書家

    基本的にやる気がないので、なにか発見があればと思い手に取った。

    色々な視点からやる気を出す方法が書かれていて、結論としては自分にあったものを見つけるほかないとわかった。

    単純だけど、目標を立てるのが1番かも。出来れば内発的なもので。

    あと内容とあまり関係ないが、マシュマロ実験でスタンフォードのバイアスがかかっていたのは知らなかった。だからといって、我慢強さが成功の秘訣という本質に違いはないけど。
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    投稿日:2023.04.23

  • 司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)

    司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)

    「怠けたい、相手と比べてしまう、無気力だ…。そうした気持ちを少し変えるためには、心理学の考え方が役に立つ。「やる気」のメカニズムから自分をみつめなおそう。」

    目次
    第1章 やる気は内からわくのか、外からくるのか
    第2章 なぜ誘惑に負けてしまうのか
    第3章 目標設定で差をつけよう
    第4章 やる気を左右する周囲の存在
    第5章 ネガティブでも大丈夫?
    第6章 やる気がなくなったとき

    著者等紹介
    外山美樹[トヤマミキ]
    1973年生まれ。筑波大学大学院博士課程心理学研究科中退。博士(心理学)。筑波大学大学院人間総合科学研究科准教授。専門は、教育心理学
    続きを読む

    投稿日:2023.04.13

  • 蓮子

    蓮子

    人の「やる気」とは何か、どうしたらそれを引き出せるのか、具体的な目標設定の仕方などを心理学にそって解説したもの。思ったより目新しい内容ではなかったけれど、中高生向けとあって分かりやすくまとまってる本なので読んで良かったです。「やる気」を引き出すヒントが欲しい人には打って付けの本。続きを読む

    投稿日:2023.02.05

  • 麺とパン

    麺とパン

    百冊の自己啓発本よりも本書をおすすめ。
    やる気を言語化しており、自己実現が最上と思いきや、それ以上のやる気があったりと、参考になった。

    ポジティブ、ネガティブ両方に向けたやる気の出し方も記載されており、問題提起だけで終わらない内容。続きを読む

    投稿日:2022.11.05

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