【感想】迫るアジア どうする日本の研究者 理系白書3

毎日新聞科学環境部 / 講談社文庫
(10件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ch0kuch0ku

    ch0kuch0ku

    二〇〇六年、中国人研究者の発表論文数は米国に次いで世界二位となった。引用された論文数や引用回数では、まだ日本が多いものの、理学分野では抜かれるのも時間の問題だ。工学分野においても、韓国をはじめとする電機メーカーに、シェアで抜かれている。日本人研究者は、今何をすべきなのか。

    研究室の先輩が置いていった本。科学技術が国を支える上で大事、しかし日本に置ける科学者技術者の扱いが低い。という一作目と似た内容。海外に技術者が流出していき、日本の国力が下がる。それを防ぐにはどうしたらいいかという話。色々な話があり読み応えがあった。
    理系白書の三冊は(特に高校生に)是非ともすすめたいと思える本であった。
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    投稿日:2012.10.28

  • mirai-sss

    mirai-sss

    [BOOKデータベースより]
    二〇〇六年、中国人研究者の発表論文数は米国に次いで世界二位となった。引用された論文数や引用回数では、まだ日本が多いものの、理学分野では抜かれるのも時間の問題だ。工学分野においても、韓国をはじめとする電機メーカーに、シェアで抜かれている。日本人研究者は、今何をすべきなのか。

    1章 日本発「夢の新万能細胞」のこれから;
    2章 日本を猛追するアジア;
    3章 人材を生かさない日本;
    4章 進む道を見失った日本の戦略;
    5章 日本は反撃できるのか;
    6章 これからの日本のものづくり
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    投稿日:2010.09.15

  • jass

    jass

    "飛躍するアジア どうする日本の若者たち"

    【選書理由】
    仲のいいブロガーさんが読んでいたから。

    【感想】
    「これから世界はどうなっていくのか」について知りたかったのに、
    得たのは研究者として大切にしなければならない姿勢。
    研究者に限らず、日本人はもっと自分をアピールした方が、
    いいのかもしれない。
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    投稿日:2010.03.22

  • ちゃっぷ

    ちゃっぷ

    大学で捨ててあったのを拾って読んだ本。
    研究者や技術者の現状を取材したもの。
    世界に視野を広めなくては!と感じる1冊。

    投稿日:2009.09.25

  • オーワダ125

    オーワダ125

     日本はもはや科学先進国ではない!?という感じの本。
    「日本を抜かせ、米国に追いつけ!」と言わんばかりに政策として科学を重要視する、韓国・中国。官僚制が硬直化や、意思決定に長い時間をかけるシステムになってしまった日本と違い、即断即決でバイオ面で猛追撃をかけるシンガポール。

     それに対し、日本に打つ手はあるのか?新聞社が書いているだけの事があり、片方の意見に寄りすぎることもなくバランスよい。

     日本の問題点は、ハード面重視でソフト面が軽視されること。アジアの諸外国と違い、危機感が若者に少ないこと。ハードスキームの硬直化が挙げられるのかもしれない。イノベーションは、異なるバックグラウンドを持つ人間がしょっちゅう触れ合うことでたくさん、大きいものが生まれる。

     もう少しその問題点を踏まえた上で既存の技術をどのように生かしていくのか、ブレのない戦略の策定が必要になってくる。。
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    投稿日:2009.08.16

  • yao

    yao

    またかよって感じですが第三弾です。
    今度は研究に焦点をおいて書かれています。
    日本ってなんだかんだ他国よりも科学技術に力を入れているようですね。

    投稿日:2009.05.21

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