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草野たき / 講談社文庫 (14件のレビュー)
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児童書好きのオスミツキ子
友達とのケンカ別れ。 よくあるテーマのはずなのに 脇役ルウ子の芝居がかった恋模様が かなり面白くさせてくれました。 おかげで一気読み。 友達をいつまでも待っている主人公も 心の中では悲劇のヒロイ…ン。 結局、ルウ子に似ていたのかもしれませんね。 未練がましいとこも 前に進むのが怖いことも 自分のほうが鈍感だったところも たくさん共感できる部分がありました。 読み終えたら、前を向ける物語。 ふと 会わなくなった友人との 「糸」を想い返しました。続きを読む
投稿日:2022.07.22
sachio
一気に読んだ。 中2の女の子の日々。 大学生の従姉とその友人と3人で暮らすという考えづらい状況。 中学校での親友とのすれ違いは現実にもありそうで切なくつらかったが、そのぶん主人公が少しずつ成長していく…様は頼もしく感じた。 解説のあさのあつこさんの文がおもしろい。 ほんのり未来を感じさせつつなんとなく終わるこの感じが、最近読んだな、と思い出してみたら同じ草野たきさんの『ハーブガーデン』だった。続きを読む
投稿日:2017.09.01
chobi2go
るう子ちゃんが嫌すぎた。 帰った時にほっとした。 知里ちゃんの気持ちにほっとした。 みんなが繋がっていてほっとした。
投稿日:2014.06.14
まりえ
親友という言葉の甘美さ。 中学時代の自分はその言葉にあこがれていた。ほしくてほしくて、いらいらするほどほしくて、叶わなかったもの。女子の焦がれアイテムなんだろうと、思う。 言葉で簡単に口にすることはで…きる。 けど、あまりに軽く流通するこの言葉に感じる苛立ちは今も。 彼女らの関係は軽くはなかった。けど、ふとしたことで入ったヒビは修復されることなく時間だけが過ぎていく。 いつかもとに戻るはず。そう思って時間だけが過ぎていく。香緒の時間は止まる。友達関係に不安のある女子中学生、必読。続きを読む
投稿日:2014.01.11
yatsud60
このレビューはネタバレを含みます
何というか、ただただ腹の立つ話だった。 救いがあるとかないとかいうことでなく、現実の厳しさがどうという話でもなく、ただ腹が立つ話だった。 「矛盾した自分を受け入れなきゃ苦しいだけだ」というようなことを書きたかったのかもしれないけれども、 知里以外の登場人物がことごとく、目の前の相手に対する思いやりに欠けている、そんな感想だけが残った。 登場人物の半数が中学生なのだから、ある意味リアルな話かもしれないが、それがリアルだからと言って、 狭窄な視野はやはり狭窄で、不快なものだった。……そう感じるのは私だけなのだろうか。
投稿日:2013.03.05
りなぽん
1時間半ほどで読みきった。 講談社児童文学新人賞を受賞したらしいが、「児童文学」が物足りなく感じてきた私は、成長した、ということだろうか。 正直、感想等は残っていないが、 るう子って変な名前だな。 … ただ、あさのあつこの解説の冒頭のー… 起承転結がすらすら紹介できない本、というのは非常に納得した。続きを読む
投稿日:2011.11.16
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