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立花隆 / 中公文庫 (25件のレビュー)
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K I K U S A N
『FULL MOON』という写真集を持っています。アポロ11号の月面着陸の記録写真集。人間を月に送った当時のテクノロジーは、アポロ計画以降には月への行き来が途絶えていることを踏まえると、現代に至るまで…最先端であり続けているといえるでしょう。50〜60年も前の科学技術です。よくぞ成し遂げたものだと素直に感動をおぼえます。 地上の僕は、星空を見上げるのみの生涯を送っています。月から地球を見る経験は得られそうにないけれど、ここから目を凝らし見つめる星々に思いを馳せるだけでも、いかに僕自身の存在の小さきとことを痛感しています。自覚することが、全ての第一歩につながっているのかな。 続きを読む
投稿日:2024.05.13
ダチョウ伯爵
実際に宇宙に行った宇宙飛行士のその後を取材したルポ。宇宙飛行士の心境や価値観、神への考え方の変容などが丁寧に書かれている。 ここでは14人の宇宙飛行士がそれぞれの体験を語っているけど、地球軌道を周回…した人、宇宙遊泳した人、月の軌道を回った人、そして月の上に立った人でもまた体験は異なっている。ただ、それぞれ異なることを言ってようで、本質的には繋がることを語っているのかなと思ったり。 この本の結びで、著者は宇宙飛行士の意見をまとめようと試みたけど断念したと書いてたけど、その気持ちはわかる。なんか壮大すぎて下手にまとめると間違って伝わりそう。なので、科学に興味ある人はぜひ読んでほしい本ですね。 宇宙に行きたくなるけど、あと20〜30年以内に一般の人が宇宙旅行できるようになっているのか。難しそうだけど、ライト兄弟が初めて空を飛んでから人類が初めて宇宙に行くまでが60年弱って聞くと、可能性あるように感じる。続きを読む
投稿日:2024.04.23
23
野口聡一さんの好きな本というのを知り、手に取りました。 宇宙、宇宙飛行士の人間の部分に焦点をあてていて、十人十色。けれども、どの人も人としてのパワーがとても大きいのだな。と思いました。 生命の不思議を…抱きながら、未知であった宇宙に足を踏み入れていくワクワク、ドキドキ感。 また、読み返したい本となりました。続きを読む
投稿日:2024.04.18
katsuya
宇宙体験をした飛行士が、地球に帰ってきた後、神が隣にいるようだとか、導かれた感覚など、地球ではあり得ない体験をするらしい。ただ、こういう体験をするかどうかはいくつかの条件が揃うことが必要で、単にロケッ…トで飛行するだけでなく、宇宙空間で浮遊したり、地球軌道を外れて月まで到達したり、数分から数十分の考える時間があったり。簡単に言ってしまえば、究極の非日常体験と沈思黙考がトリガーになっているようである。これ、宇宙飛行士でなくても、人が変わるきっかけとしての共通点だと思うので、いろいろ取り入れられるかも。立花隆氏のノンフィクションは本当に面白い。幅広く深い知識を持っているからこそ、鋭いインタビューができるのだと思う。続きを読む
投稿日:2024.04.14
きらりん
40年以上前に書かれたものが、形を変え版を重ね今に読み続けられている良書。 当時より宇宙は身近になっているものの、古さを感じないのは素晴らしい。 宇宙飛行士を目指す人は皆読んでいるというが、宇宙に行く…ことが宇宙飛行士にとってその人生を一変させるほどのインパクトを持っていることがよくわかる。神を感じるなどはアメリカ人の宗教観にも沿ったものだろう。 人間が宇宙で生きていけないのは、気圧がないためという事は初めて知ることができた。宇宙服が与圧のためということで高額になるのはとても理解できる。宇宙を知る意味でとても参考になる。続きを読む
投稿日:2024.03.28
さと
今さらですがなんで私は大学に行って好きな事を勉強しなかったんだろうかと後悔してます。 経験や知識は宝物だと改めて実感。
投稿日:2024.02.29
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