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久我真樹, 撫子凛, 宮鼓 / 講談社 (9件のレビュー)
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マリンバ⋈
同人誌にて長らく展開してきた作者のメイド解説本の主体性。オタクカルチャーとしてのメイドではなく、かつてガチに存在していたメイドという職業を紹介・分析している研究本。 コミケカタログのような分厚さはちゃ…んとそれだけ必要であるからこその分厚さである。 続きを読む
投稿日:2022.03.19
minako2009
最初はその分厚さに驚きましたがそれも納得の内容でした。 タイトルにメイドとありますが執事も紹介されています。 女性使用人と男性使用人のそれぞれの仕事内容から服装、その辛さや苦労、私生活まで書かれてい…ます。 写真や図まであってわかりやすいです。 でももう少し写真が欲しかったかな? 主人によって私生活まできっちり管理される仕事なのは大変そう。 その分衣食住を保証され貯金もできる。 けれどやはり主人の経済状況によって変わるから一生そうなわけじゃない。 それでもなれる職業があまりなれず自立もままならない女性には魅力的だったんでしょう。 出会いの場にもなるし。 また読みたいです。続きを読む
投稿日:2016.03.29
mizero
「階上」「階下」という言葉に見える厳然とした階級差に胸がときめいた人は読むべき。 階下の使用人の待遇や給金、人生設計が役割別に解説され、実例も示されている。 雇い主と目も合わせてはいけない「空気のよう…な存在」であるハウスメイドや、皿洗いからコックに成長しようと日々努力するキッチンメイドなどなど…貴人の華やかな生活を支える人々の内面が見えてくる本。続きを読む
投稿日:2012.04.30
とさ
『活字倶楽部』に載ってて気になったので、図書館で借りてみた。分厚い。 メイドや使用人が、今まで自分が持っていたイメージとは全然違って驚いた。 「私の家は代々○○家に仕えていて・・・」っていうのは…ないんだね。続きを読む
投稿日:2012.01.10
milktuna
買っても絶対に損はない本だと思います!!! ぶ厚くて読みごたえもたっぷり。 昔のメイドさん(使用人)の大変さ、文化、貧富の差などがよくわかります。 文化研究のためにも良い本です。
投稿日:2011.11.25
すみれ
衝動買い…。 既に持っている「図説メイド」にそのあと買った「エマ・ヴィクトリアンガイド」、だったらこの本もどうしても持っておきたいと思ったもので。 ひと通り読みはしましたが、持っていることで安心…したので熟読するのはまだまだ先のような気がします。 ずっと疑問に思っていることなのですが、私も含めて「メイド喫茶」前夜のメイドさん好きは、どこで何を見てメイドさんに惹かれたんでしょう?(訊かれても)続きを読む
投稿日:2011.08.18
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