【感想】モンテッソーリで解決! 子育ての悩みに今すぐ役立つQ&A 68

田中昌子 / 講談社
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • あや

    あや

    本書を読む前は「モンテッソーリ教育」のことを「頭のいい子を育てる方法なんだろう。」と思っていた。
    しかし、本書ではモンテッソーリ教育は「子どもの姿を観察して、その子の成長に合わせて行なっていくもの」であり、大人が一見困った問題行動と捉えるものも、その子にとって成長に必要な「お仕事」であると書かれていた。
    育児書には「○ヶ月になったら〜ができる」など書いてあるが、モンテッソーリの考えが少しでもあれば、育児書の記載から自分の子どもがズレていても焦ったりしなくなるんだろう。

    この本では、月齢ごとの質問に答える形でモンテッソーリの考えが記載されている。今回初めてモンテッソーリ教育について触れたため、今後もっと詳しく説明されている本も読みたくなった。
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    投稿日:2023.12.28

  • yukaeee7

    yukaeee7

    大人には理解しにくい子どもの行動を、モンテッソーリ教育の観点から解説&解決してくれる本。これからの子育てが楽しみになる。

    投稿日:2021.05.20

  • 鈴木 夕美子

    鈴木 夕美子

    モンテッソーリで解決!子育ての悩みに今すぐ役立つQ&A

    こちらの本は、子育て相談モンテッソーリで考えように寄せられたたくさんのお母さんの質問に答えた本です。

    私が1番印象に残ったのは、子供に伝わらないのは当たり前❗️

    子供は、抽象的で具体的な方法が分からない。
    「ちゃんとしなさい!」と言われても、子供はどうしたら「ちゃんと」になるのかが分からない。

    「こぼさないで」ではなく、どうしたらこぼさないですむのか、具体的な方法を教えてあげる。
    ここで注意は、「こうやって、こうしてね。分かった?」と話しかけながらやらないこと。

    話しながらだと、聴覚を働かせなければならないからである。小さい子には、視覚も聴覚も同時に使うのはまだ難しい。

    やり方を提供すれば伝わるということ。

    なるほどと思った。
    確かに、大人は抽象的な注意をしがち。
    もっと具体的にどうすればいいのか提供しなければ、子供は分からない。

    私も、息子達に、具体的に提供していこうと思う。
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    投稿日:2021.03.23

  • アボカド

    アボカド

    モンテッソーリ教育に興味があり、他にも数冊読んでいるのですが、こちらの本は質問、回答という形式で書かれていたのでとても読みやすかったです。

    子どもが内なる欲望から自ら自由に選択すること、こどもをよく観察して発達段階に合った援助をすること、大人がモデルとして提示していくことなどが実例と共に紹介されているのですぐに試してみたくなりました。


    以下読書メモ

    やめてほしいことを言葉で言うのではなく、どうしたらいのかを実際にやってみせる「提示」をするようにする

    ダメと言う前に大人ができることはあるだろうか?

    敏感期  秩序感

    一部分だけ手伝うことで親子の共同作業にする
    やった!できた!という体験を通して自己肯定感が高まれば今度はようやく他に目が向き、相手の立場に立って考え、みんなの行動に合わせ、ルールに従おうとするようになる

    必要なものをセットしておく
    静粛練習 静けさを楽しめるように

    賞罰で子どもを動かすことはよいことではない。
    大人が「失敗してはいけない」「トイレにいかせなければ」と思うことがもっともよくない。「排泄することはよいこと」「もらすことはあたりまえ」場所はどこであれ出たこと自体が素晴らしい、
    濡れて気持ち悪いね、かえたら気持ちがいいね
    大げさに喜んでしまうと、子どもは次にまた喜ばそうとして緊張し、失敗しやすくなってしまいます
    子どもの良いところを30個書き出す

    「子どもが自由に選んでする」
    繰り返すうちに、ある時一心不乱に取り組むようになる。その時は何があっても見守る。口出しはもちろん、ほめるのもいけない。集中を邪魔してしまいます。
    大人がやらせたいことではなく、子どもが何をやりたいかをよく観察して準備する

    「できたね」と認め、共感するだけで十分
    「精神的な魂の静けさを贈る」微笑んで認めてあげるだけで十分
    大げさに褒めると、ほめられることが目的になってしまう。
    どうしても言葉に出したいときは、「お皿を丁寧に洗ったね」「こぼさないで運んだね」などと事実のみを言い、子どもを評価はしません
    子ども自身が判断すればいいことで、本人がいちばんよくわかっている。そうして育つのが本当の意味での「自己肯定感」

    具体から半抽象、完全抽象
    長い針の先にシールや付箋
    食事を練習の場にしない
    自由選択、繰り返し、集中、達成感
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    投稿日:2021.01.26

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