【感想】異質なモノをかけ合わせ、新たなビジネスを生み出す 編集思考

佐々木紀彦 / ニューズピックス
(37件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
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17
10
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0

ブクログレビュー

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  • 中央の読書家

    中央の読書家

    このレビューはネタバレを含みます

    「経済×テクノロジー×文化」による編集思考という観点は現在の日本において非常に大切であると感じた。日本には歴史があり、現在も世界3位の経済大国である一方、テクノロジーに弱い。日本と同様にアジアのライバルとなる国もどこか欠けている。そこに日本は勝機を見出さなければならないと考える。

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    投稿日:2023.05.26

  • NAMI

    NAMI

    1.YOUTUBEで著者が話している姿がはっきりと映っており、ずっと気になっていました。

    2.編集思考とは、セレクト(選ぶ)→コネクト(繋げる)→プロモート(届ける)→エンゲージ(深める)の4段階の発想で成り立っています。それに加え、日本特有の縦割り文化を打破し、横串を意識することで新しい発想が生まれていきます。本書ではディズニーやネットフリックス、Weworkといった有名会社を事例したり、著者自身の体験を交えたりして4段階を説明しています。

    3.4段階の思考法はとても面白いと思いました。今の時代はモノがあふれているため、選ぶことにも一苦労してしまいます。だからこそ、選ぶ力が重要視され、全てが決まるといってもゴンではないと思います。いわゆる素材の味は越えられない的な考えに似ていると思います。
    なんでも分けて考えてしまう癖がある私にとっては、編集思考を高める6つの行動を実践していき、横串で考える発想を鍛えていきたいと思いました。
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    投稿日:2022.05.06

  • かものはし♀

    かものはし♀

    とっても勉強になった一冊です。これからどう働くか、どう生きるか、たくさんの共感と学びがありました。著者の佐々木さんのように、熱い思いをもって常に動いていきたい。大学生から働くすべてのひとに送りたい一冊です。続きを読む

    投稿日:2022.04.10

  • ko2

    ko2

    ①セレクト(選ぶ)、良いところだけを見る、後は数字をチェック、両極端に振る。
    ②コネクト(つなげる)、古いものと新しいもの、縦への深堀りと横展開、文化的摩擦が大きいもの同士をつなげる。
    ③プロモート(届ける)、時間軸、思想、真実
    ④エンゲージ(深める)、サブスクリプション、コミュニティー

    Netflixはユーザファーストよりもクリエイターファースト。ディズニーが引退する時、1番残したいものは教育の場。WeWorkのトータルコストは平均的な物件に比べて50%安く、会員専用のアプリを使って会員をつなぎ、法務やマーケティングのプロ、ベンチャーキャピタリストにもつなぐ。

    編集思考の土台となるリソースは①教育、②人脈、③権力
    ①教養とは最先端と普遍の引き出しを多く持っている状態、変化の時代だからこそ逆説的に時代を超えた普遍性が際立つようになる。
    ②人脈、ビジネスパーソンなら誰が仕事を手伝ってくれるか、人脈がないと編集思考で良いアイディアを考えても形にはならない。人脈を築く上での1つのポイントは世代教習文化性別を超えて自分と異なる人とのネットワークを大事にすること。
    ③権力や権威があると、自ら決断して他の人を動かすことができるようになる決められると言う事はそれ自体が大きな価値

    移動すればするほど人はクリエイティブになれる。それを誰より実証しているのが葛飾北斎。

    3分の1の法則、自分の聞きたいことを3分の1、相手が話したそうなことを3分の1、観客や視聴者が聞きたそうなことを3分の1、このバランスをリアルタイムで調整しながら場を組み立てる。

    人は話すほど相手を信頼しやすくなる。

    昔よりも地位が上がっている時は、位置エネルギーが変わっていることを意識して、コミニケーションの方法を変えないと、昔と同じ態度をとっていてはダメ。謙虚に優しくしないと周りの人が本音を言ってくれず、裸の王様になってしまう。

    上手に悪口を引き出す。人は悪口が言いたくてたまらない生き物、一旦口火を切ると音音が吹き出してしまうそして同じ悪口を共有した者同士は妙な連帯感が生まれる。

    7つの方針、①西海岸と東海岸、②老いと若き、③男性と女性、④リアルとバーチャル、⑤地方と東京、⑥日本と海外、⑦経済と文化とテクノロジー
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    投稿日:2021.10.25

  • 横

    けっこう難しく、感性でかかれていて読み進むのが大変でした。
    これまでの固定概念を、編集思考で解き放そうというのが、メッセージでしょうか。著者には、この編集思考で日本をもっと良くしていきたいという思いがあり、「日本を編集する」という章に集約されています。続きを読む

    投稿日:2021.09.27

  • 長命助の長助

    長命助の長助

    編集とは異なるモノ・コト同士を繋いでそれ以上のモノ・コトを作り出すための方法。
    そのためにはセレクト、コネクト、プロモートの3つを使う。
    セレクトは直感で良いと思ったもので自分と親和性が高いものとそうでないものを選ぶ。
    コネクトは古いモノ、新しいモノを繋げる。例えば老舗と比較的新しい会社の蓄積されたノウハウと新しい会社の価値観・勢いなどや、造詣の深い人物と組織運営に長けている人物で運営するなど。経済×テクノロジー×文化という観点が重要。
    プロモートはタイミング、深いアイデア、嘘がなくありのままの評価を高めることが重要。
    最後にエンゲージ(深める)することが重要でこの過程を経てコミュニティを集め、必要な人材、意見、金を集めて維持すること。

    弱冠40歳の方が良く考えておられると思いました。
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    投稿日:2021.03.14

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