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田中芳樹 / らいとすたっふ (19件のレビュー)
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総合評価:
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isutabi
[1]なんとか完結まで読めました。前の方の話はもう忘れてましたけど。 [2]牛種との最終決戦と、ついに登場したラスボスはビッグネームで今は勝てそうにない、というか同じ土俵に立つことすらできそうにない。… [3]身辺整理して仙界に引っ越し三千世界漫遊の準備(三千世界とは千の三倍ではなく千の三乗だった)。 ■簡単なメモ ドラゴン四兄弟月に行く。 小早川奈津子、宇宙大将軍になる。 牛種を統べるボス登場。 牛種が仙界を急襲。 小早川奈津子との決着。 ドラゴンたちの今後の方針。 ■簡単な単語集(14巻と15巻のみ) 主要人物(など) 【竜堂始/りゅうどう・はじめ】ドラゴン四兄弟の長男。二十三歳。長男として苦労が絶えない。正体は東海青龍王敖広(ごうこう)。武器は方天戟。 【竜堂続/りゅうどう・つづく】ドラゴン四兄弟の次男。十九歳。もっとも苛烈。正体は南海紅竜王敖紹(ごうしょう)。武器は峨眉新月剣。 【竜堂終/りゅうどう・おわる】ドラゴン四兄弟の三男。十五歳。元気な熱血少年。正体は西海白竜王敖閏(ごうじゅん)。武器は七星宝剣。 【竜堂余/りゅうどう・あまる】ドラゴン四兄弟の末っ子。十三歳。優しい少年。キレたらもっとも怖いかも。正体は北海黒竜王敖炎(ごうえん)。武器は長錘(ちょうすい)。 【鳥羽茉理/とば・まつり】ドラゴン四兄弟の従姉妹。十八歳。しっかりしている。始の恋人(のはずだが仲がなかなか進展しない)。正体は太真王夫人。西王母の末娘。鳥類を統べる。「竜堂家の最低限度の文化的生活を守る会」会長。 【水池真彦/みずち・まさひこ】元陸上自衛隊二等陸尉。二十九歳。ドラゴンたちの仲間(配下?)。 【虹川耕平/にじかわ・こうへい】元警視庁刑事部理事官。二十九歳。水池の旧友。ドラゴンたちの仲間(配下?)。 【蜃海三郎/しんかい・さぶろう】元国民新聞資料室次長。二十九歳。共和学院時代の虹川の同期。ドラゴンたちの仲間(配下?)。 【松永良彦/まつなが・よしひこ】水池の親友。0歳の子犬。頼りになります。正体は崑崙の神犬。主人は赤城王。 【トビマロ】ドラゴンたちのペット騰蛇。 【小早川奈津子/こばやかわ・なつこ】征夷大将軍。ドラゴン兄弟たちの敵だった日本の黒幕、船津忠巌(ふなづ・ただよし)の娘。作中もっとも強烈な人物。ある意味主人公かも。「をーっほほほほ!」。ドラゴン四兄弟には勝てないが人間離れしたパワーと耐久力を誇る鎧娘でじつのとこドラゴンたちも持て余し気味の天敵。おだてていれば結果的に味方になることもある。敵には容赦ないが強烈な悪意とか憎悪とか殺意は持っていないので意外に他者を殺していない。超絶美女キャラにしたらほぼ薬師寺涼子。 【瑶姫/ようき】仙界における茉理の姉。 その他 【上畑/うえはた】武器に詳しい医師。 【炎帝神農】神様ということでいいだろう。人類に文化・文明を教えた。玉帝と同一人物の可能性あり。 【家訓】竜堂家の家訓。「売られた喧嘩は適正価格で買う」 【勝岡寛太/かつおか・かんた】船津忠巌の孫。京都右翼勢力のボスだったが叔母の小早川奈津子に攻撃を仕掛け囚われの身に。平仮名でしゃべる。 【華林/かりん】西王母の娘のひとり。人質になっていた。 【漢鐘離/かんしょうり】仙人の長老。終を弟子に誘った。 【牛種】竜種のライバル。 【九天玄女】仙界の女官長。冷静。 【京都幕府】小早川奈津子を征夷大将軍としてトップに据えた幕府。共和学院にある。 【キンピ】「閣下」と呼ばれている。 【黄帝】天界の将軍。 【黄老/こうろう】中国民主派の巨頭。本名は黄世建(ホワン・シェーチェン)。 【三千世界】三千世界とは千の三倍ではなく、千の三乗だった。 【ジェイン・ステイプラー】石使い。小早川奈津子に囚えられた。 【蚩尤/しゆう】天界の反乱軍の将軍。 【二郎真君】→赤城王 【シンコウ】仙界のタイムマシン。 【青娥/せいが】西王母の娘のひとり。人質になっていた。 【絶風/ぜっぷう】竜王軍の総旗艦。青竜王が乗る。 【赤城王】二郎真君。玉帝の甥。天界の最高戦力のひとり。 【曹国舅/そうこくきゅう】八仙のひとり。 【相柳/そうりゅう】牛種の幹部のひとり。 【周文丹/ちょう・うぇんたん】名古屋の大物実業家。黄老の知人。 【征夷大将軍】→小早川奈津子 【西王母】仙界のトップ。 【ダグラス・W・ヴィンセント】アメリカのおえらいさん。 【ダンフォース】米軍少佐。 【塚越】資産家の息子。モットーは「面従腹背」。 【鳥羽冴子/とば・さえこ】茉理の母。四兄弟の叔母。教師か官僚っぽい人物。 【鳥羽靖一郎/とば・せいいちろう】茉理の父。共和学院学院長。 【破軍】白竜王の艦。 【布施】内閣官房長官。冷静。 【船津忠巌/ふなづ・ただよし】日本の黒幕だった。 【宝鼎/ほうてい】仙界の乗り物。 【媚闌/めいらん】西王母の娘のひとり。人質になっていた。 【元首相】征夷大将軍の手下になった。 【ユウユウ】月面にいる岩石の化け物。 【藍采和/らんさいわ】八仙のひとり。続きを読む
投稿日:2024.04.29
月見
このレビューはネタバレを含みます
もう完結しないのかと思っていた時期もあったので、とにかく最終話まで見届けられてよかった。 座談会ではっきり続編や外伝はないと書かれていたので四兄弟ともこれでお別れかと思うと少し寂しい気持ちも湧いてくる。(死にそうにないキャラクターだったとはいえ、最後まで元気な姿で見送れたのもよかった) 小早川奈津子の結末があっけなくて意外だったけれど、父親と同じ最期と言われれば確かに…。ここへ来て1巻を振り返ることになるとは。改めて、長かったなあ…。(作中での経過時間は八ヶ月程度というのに笑ってしまった)
投稿日:2023.02.15
furu1972
田中先生、完結させてくれてありがとうございます。正直終わることは無いって思ってたんですが、終わってよかったです。 終わりかたもスッキリとはいかないけどこれはこれで一杯死人が出るよりいいです。アルスラー…ン戦記は悲しかったですし。 しかし、実はお話の中の時間は一年未満なのはちょっとびっくりでした。続きを読む
投稿日:2022.01.01
柿塚
作品紹介・あらすじ 富士山は大噴火、日本政府は機能不全。京都幕府を開いた怪女・小早川奈津子は新たな野望を抱き猛進する! 未曾有の大混乱の中、異形の者たちは人間を無慈悲に襲い続けた。人類の未来を背負った竜堂四兄弟は、牛種との決戦の地・月の内部へ。ついに正体を現す最兇の主君。その口から語られた「五〇億人抹殺計画」究極の狙いとは? 恐るべき強敵を迎え、始・続・終・余、四人の竜王の死力を尽くした戦いが始まる! 正直、未完のままで終わると思っていたので完結したのはめでたい限り。 地上はてんやわんやでさすがに竜堂兄弟の居場所はなくなってしまったのはどうしようもない。もはや寿命も人とは言いかねるし。とりあえず小早川奈津子にも片はついたし良しという感じ。
投稿日:2021.11.19
なお
とりあえず完結したことは評価したい。未完で終わらないでよかった…!(^^;) 「俺たちの戦いはこれからだ」的な感じとはいえ、完結は完結。むしろこうシメるしかなかったかな、という気もしますし。 ただ、…やはり問題は刊行止まってる間にすっかり世の中が変わってしまったことでしょうね…作中では1年とかしか経ってないのに、前巻から突然スマホが出始めてしまうのがなあ…そこは現実世界に合わせずに作中の時間のままでよかったのにと思います。続きを読む
投稿日:2021.09.23
keixinhu
最終巻。 アルスラーン戦記に比べれば綺麗にまとまった感じではあるが、少年漫画の最後のような消化不良感がある。まぁ元からストーリーが少年マンガだけれでも。 初めのうちは時事ネタも面白かったけど陳腐化して…最後の方は浅かった。自分が歳をとったのも大いに関係ありそうだけど。続きを読む
投稿日:2021.09.02
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