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クラウス・シュワブ, 小川敏子 / 日本経済新聞出版 (4件のレビュー)
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辺土名小次郎
帯裏 岐路に立つ私たちに課せられた責任は重大だ。 いま機会を逃してしまえば、おっして新しい技術が人類全体を豊かにし、人間の尊厳を高め、環境を保護する方向に導くことに失敗すれば、現在の過酷な状況は悪化の…一途をたどるかもしれない。 システムの歪み、富の一極集中、不平等の拡大が正されることなく、あらゆる国で人権がないがしろにされるだろう。 第四次産業革命の重要性を正しく評価し、富や技術において特権的な立場の人々だけが恩恵をこうむることのないよう、すべての人々が利益を享受できる方向に進むためには、新しい考え方に切り替えるとともに、多様なテクノロジーが個人、コミュニティ、組織、政府に与える影響について十分に理解する必要がある。 (本書「はしがき」より) 見返し 常識の崩壊する時代が、目前に迫っている。 AI、バイオテクノロジー、新素材、量子コンピュータなど「第四次産業革命」の主役となる新技術は、既存の制度を破壊し、社会を崩壊させ、無秩序状態を生み出す可能性すらもつ。 だが新技術を統べる指針や基準は、まだ存在しない。 テクノロジーを社会共通の利益となるように導くには、何をすべきなのか。 グローバルリーダーとの対話を通じて、来たるべき新世界への備えを説く。続きを読む
投稿日:2023.03.20
peltaka
現在世界を大きく変えようとしている注目すべき技術12テーマに対して概要を掴むことができる。また、新たに生まれていく技術を社会や産業に活かしていくために必要なポイントが述べられていた。
投稿日:2020.04.12
Mercury
テクノロジー系の本を探していた時、幅広いテーマを扱っているし、著書が権威ある人?で出典も沢山ついてるので、信頼性が高いと思い購入。テクノロジーが様々な分野に及ぼす影響を予測した本である。広範なテーマを…取り扱っているため、未知のテーマに遭遇する事も出来るが、1つ1つの内容が抽象的で薄く、この本だけだと到底理解できない。カタカナ語や抽象度の高い言葉をつらつら書き並べた印象。まあ、それもそのはず、著者が様々な分野の専門家の意見のまとめを編集したに過ぎないのだから。SF本を読むような面白さはあったが、内容はあまり記憶に残らなかった。続きを読む
投稿日:2019.07.25
りとる
広範囲なテーマをまとめたことに価値があるような気もするが、一つ一つがその分浅い。 ジオエンジニアリングなどあまり知らない領域は良かったが、他はややイマイチだったかも。
投稿日:2019.05.03
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