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山田康弘 / 講談社現代新書 (9件のレビュー)
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ホトケ
非定住狩猟型の生活を送っていたという古い教科書の認識である自分には勉強になった。 一口で縄文時代といっても年代差がありすぎるが交易したり栽培したりと読むと日本人の萌芽が伺える。
投稿日:2024.04.30
mark55skywalker
このレビューはネタバレを含みます
縄文時代は寒冷期からすでに始まっており、栗林を管理育成していて、ある一定の身分差もあったらしく、弥生時代以前には稲作が始まっていて、いくつかの文化に分けられる、と言う我々が学校で教わったのとは違う縄文時代を説明している一冊。 縄文遺跡は関東・東北・北海道に発達しており、西日本にはあまり多くなく、人口にも偏りがあったと言うのは大変不思議に思われる。これだと縄文文化は東北北部から北海道・関東。中部に広まっていったと言うような疑問が残った。
投稿日:2021.11.28
izumowol
縄文時代について現在わかっていることを網羅的に知ること が出来る教科書的良書。これと言ってセンセーショナルな 新発見が描かれているわけではないが、これまでの研究の 成果を地道に積み重ねるような著述には…好感が持てる。 我々は簡単に「縄文」と言うが、それは思っている以上に 地域により時間により豊かで多様であることを実感すること が出来た。続きを読む
投稿日:2021.08.15
mtkwsk
一般向けに平易に、しかし学術的にもある程度のレベルで主流の解釈を述べる、と言う稀有の縄文時代入門書。 こう言う啓蒙書は大好きである。 しかし、個人的弱音を隠さず吐いておくとするなら、基礎知識のない僕に…はちょっと難し目であった。教養課程の教科書として使えるんでないかい、これ。続きを読む
投稿日:2021.07.13
oaktree0426
縄文時代といっても約16500年前から3000年前まで、ずいぶん長い期間のことを指す、とうこともよく知らなかった大変不勉強な立場からではあるが、縄文時代の奥行を知るのに、とても適した一冊ではないかと思…う。縄文時代の人々はかなり広範囲に交易があったと思われるし、一部には農耕に近いような例えば栗林の管理や豆の栽培を行っていたと思われるが、それでは農耕が社会を変えるに至っていたかというとそうではないのではないか、と縄文時代がいま想像の及ぶ限りでとてもすごい面があった一方で、その限界にも誠実に留保をつけている。それでも、読了した印象として、縄文時代が読了前に思っていたよりずっと豊かな、そして多様性に富んだ時代であったということは言える。続きを読む
投稿日:2019.12.30
osawat
縄文時代のふるさと 篠田 日本人になった祖先たち 縄文時代の遺跡は台地だけでなく低地にまで及んでいる。
投稿日:2019.04.23
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