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歌野晶午 / 講談社文庫 (251件のレビュー)
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ゲゲゲ
このレビューはネタバレを含みます
著者の作品は 「葉桜の〜」「Dの殺人〜」 2作を読了している。 物語の大半が、ネットの会話で進む。 サクサクと読み進められるので 犯人がわかっている短編を読んでいるよう。 しかしながら ページ数にしては最後が曖昧で 不完全燃焼。 続編を読みなさいって ことですよね。
投稿日:2024.05.13
RITTY
葉桜以来の歌野先生の作品。 評価が高くて気になっていましたので、手に取ってみました。確かに、現代であればどこかで同じようなゲームが行われているかもしれないと思わされる作品でした。 まさかあの人がこんな人だったなんてとラストでは驚かされ、さらに「To be continued」とは…。 続きはいきなりクライマックスみたいな所から始まるんですかね…。
投稿日:2024.04.29
annasui990
シチュエーションはリアリティに欠けるが推理ゲームとしていくつもの事件を明らかにして行く楽しみがある。後半意外な流れに驚いた。ラストは次作を読まざるを得ない気持ちにさせてくれた。
ゆいすけ
歌野さんの作品を読むのは葉桜に続き2作目。 話の設定上仕方ないけど、序盤から何の罪もない人々がバッサバッサ殺されていくから「これはフィクションだ」と強い意志を持って読まないとあまりの倫理観の無さに挫けそうになる。笑 自分で推理できたポイント 第1のゲーム→干支が絡んでる 第2のゲーム→外で殺して首を室内に運んだ 第3のゲーム→気付いた点無し 第4のゲーム→引越しの時から天井裏に潜んでいた 第5のゲーム→殺された兄はコロンボで家族が犯人 あとチャットメンバーの中に絶対主人公の兄がいると思ってたし、なんなら家族全員メンバー内にいるのでは?くらいに疑っていたので最後のどんでん返しはそこまでの驚きは無く。 比較的難易度低めの謎ばかりで自分も登場人物たちと一緒に謎解きに参加できた点は楽しかったけど、騙された!感はさほど無かった。 そして終わり方がかなりの消化不良…。突然のオフ会、ロシアンルーレットは意味不明だし、メンバーのキャラもブレブレだし、結末は続編に続くっていうのもモヤモヤ。 なかなかの長編を頑張って読んでこの読了感なので、続きはたぶん読まないかな。
投稿日:2024.04.02
hokusan
2008年本格ミステリ大賞ノミネート作品。 初、歌野晶午作品。『葉桜の〜』でお馴染みの著者ですが、本作品が面白いと紹介して頂いたので読んでみました。 本作は五人のサイコパスな登場人物たちがネットを介…して知り合い、『お互いが思考を凝らして実践した殺人事件』に対して、ある事件ではミッシングリンクを考えたり、ある事件では密室トリックの謎を解き明かしたりとした、推理ゲームを行う『リアル探偵ごっこ』がテーマ。 途中までは単調に感じる展開が続きましたが、終盤にかけての加速度感やどんでん返しは秀逸。 尚、本作には続編があるとのことで、そちらも今後読んでみたいなと思いました。 ・ ・ ・ ・ ・ 〈頭狂人〉〈044APD〉〈aXe〉〈ザンギャ君〉〈伴道全教授〉。 奇妙なニックネームの5人が、ネット上で殺人推理ゲームの出題をしあう。 ただし、ここで語られる殺人はすべて、出題者の手で実行ずみの現実に起きた殺人なのである……。 リアル殺人ゲームの行き着く先は!? 歌野本格の粋を心して堪能せよ!続きを読む
投稿日:2024.03.04
森鴎内
素顔も住所も知らない5人が実際に、事件を起こしその事件の真相を当てるという探偵ごっこをするという、奇抜な設定が面白いです。 この設定と言うだけでも読む価値ありですが、終盤の展開に驚いてしまいました。 頭狂人にだけフォーカスするシーンが多々あった為、身内を殺害するのではと予想していましたが、まさか兄が… どんでん返し好きのあたしにとってはたまらない物語でしたね。
投稿日:2024.02.03
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