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歌野晶午 / 講談社文庫 (33件のレビュー)
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たっく
このレビューはネタバレを含みます
信濃譲二シリーズの三作目にして長編最終作。違和感が多い信濃譲二は結局偽物だったが、これは見抜いた読者は多かったのではないか。ただしニセモノでも真相を見抜く推理力があるので相当切れ者。 ラストのセリフ、手摺の向こうに、彼 はセンス抜群。 動く家が結局動かないのはタイトル詐欺ではある。
投稿日:2023.09.23
miihide
kindle unlimited 信濃譲ニシリーズ、第3弾。 どうやら、信濃譲ニの言動に問題があり、批判が強いことから、このシリーズは本作で終了らしい。 ま、マリファナは問題ないとか、大麻を自宅で…栽培とか、さすがにフィクションでもヤバいよね。 某俳優を連想してしまう。 最後の作品に叙述トリックというのは、どうなんでしょう? 動く家ってタイトルだけど、結局動かないんだよね? 色々ツッコミたくなる作品でした。続きを読む
投稿日:2022.10.06
み
劇は面白いと思わなかった。信濃目線に違和感があったのでおおよその想像はついた。動く家は結局動かないし、犯人も分かりやすい。そして、信濃、退場。 そこそこ楽しんだが、家シリーズ(信濃譲二シリーズ)はど…れも「そこそこ」止まりだった。発表された当時だったら違う感想を持ったかな。続きを読む
投稿日:2022.06.09
こねこ姉さん@小説
破天荒系の探偵。ハードボイルドも良いが、こういうのもアリ。長い家の殺人よりもストーリーがしっかりしていて、嫌いじゃないし、歌野晶午の音楽や舞台に対する知識は緻密だなと感じた。ただ、事件そのものはミステ…リとしてはインパクトに欠けていたかもしれません。続きを読む
投稿日:2022.04.12
Kurashina
「結論からいおう。 信濃譲二は殺された」で始まり、 「手摺の向こうに、彼」で終わる。 始まりも終わりも印象的。 ミステリとしてはトリック、真相は正直大したことはないのだが、やはり歌野晶午の作品の雰囲気…が好きだ。 初期の作品、中期の作品、最近の作品、作風は変化しているが、どこか共通する雰囲気がある。 歌野晶午然り、有栖川有栖然り、独自の雰囲気を持っている作家は強いのかもしれない。 "歌野晶午好き"を再認識。 続きを読む
投稿日:2021.09.16
conmiy
あれ、結局、信濃はどこに…? ん? いま、なんの話だっけ? って、思った時点で、作者のトラップに かかっているのかも
投稿日:2020.10.15
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