【感想】上司の「いじり」が許せない

中野円佳 / 講談社現代新書
(6件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • きつねパン

    きつねパン

    このレビューはネタバレを含みます

    表沙汰になってないセクハラやパワハラについて焦点をあてている。特に高橋まつりさんの事件を取り上げて、女性の職場の人間関係の難しさについて書いてあった。
    結論としては、訴えに対して個々人や職場が認識を改め対応することが重要である、とのことだが、個人で解決する方法が書かれていない(というか、ない?)のが苦しくなってしまった。

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    投稿日:2020.10.28

  • 夜田たん

    夜田たん

    このレビューはネタバレを含みます

    ## 読んだ目的・ねらい
    Webメディアで著者の記事を読んで、著作が紹介されていたので興味を持った

    ## 感じたこと
    - 自分は幸いにもこういういじりにあったことはないが、事例がとにかくドン引きする内容ばかり

    ## ポイント
    - 職場環境での空気を読むが故に、いじられても強く言えない場合が多い
    - 女性は特に、総合職としての性差がない立場と女性らしさを求められるダブスタに悩まされる
    - 日本は職場に人種の違いが少ない場合が多かったために、余計に外見へのいじりへ抵抗がない

    ## 気づいたこと
    - 仮にこういう「いじり」に遭ってしまったとしたら、一対一のメールなどで訴えるというのは良さそうだった

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    投稿日:2020.06.28

  • rafmon

    rafmon

    女性の作者により、主に女性特有の問題を取り上げた本。
    職場とは言いながら、男性向けの問題の考察は少ない。
    しかし、これは職場の実態を如実に示した形かもしれない。問題は、女性に対する、合理的な偏見にある

    同じ能力の男女をどちらか馘首しなければいけない。
    2人とも、家族がいて、子供もいたとする。
    女性には、夫の稼ぎがあると想像される。首になるのは、
    感情面からも、経済的な観点からも、女性側だ。

    なぜか。この場合の女性の労働が、ダブルインカムという
    余剰な奢侈的性質を想像させるからだ。あるいは、趣味としての労働。いずれにせよ、生活のために保護しなければならない雇用としては、優先度が下がる。女性への偏見や差別の根幹にあるものではないだろうか。楽で良いとか、そんなに稼がなくて良いとか、賢くなくて良いとか。

    女性一人で自らの生計を立てる人には迷惑な話だ。

    働く女性を増やさなければならないのは、社会的ニーズ。この二つの要件を満たすためには、やはりある種の社会的了解事項が必要だろう。

    この本から学ぶ事は少ない。
    しかし、この本から考えさせられる事はあった。
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    投稿日:2019.04.27

  • さけといわし

    さけといわし

    「いじり」はハラスメントである。

    自身も他人事ではないし、周囲も他人事ではない。
    いじられキャラのために身を削っている友人も居る。
    自身も、「いじり」に加担しているときも、今まで絶対にあったと思う。
    それが嫌でも言えない人もいる。表面上はどんなに明るくても、本当はそうではない可能性を想像する。それが必要なことなんだと、改めて強く実感し、自身への戒めを持ちたい。

    本書の重点は社会人のいじりだ。
    組織で上の立場に立つ人ほど、これは読んでほしいものだと思う。それを律するべき立場の人に。

    その「いじり」は、大丈夫ですか。
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    投稿日:2019.03.22

  • childbizhobby

    childbizhobby

    意外と自分の状況とマッチした。些細なイジリもハラスメントと自覚し、自虐も部下へ容姿を褒めるようなセクハラも控えようと思った。イジリは組織を疲弊する。

    投稿日:2018.11.20

  • kojisato5555

    kojisato5555

    自分の職場でも妻の職場でも、疲れている人や大変なトラブルメーカーの話は良く聞きます。上司から、場合によっては部下からいじられて悩んでいる人もいるかもしれません。いじめをいじりというのは、売春を援助交際と言うのと変わらない気がします。どっちもダメじゃん。って。気になったのはいじられキャラに自らなっていく人が多いこと。でも、だから許されるにはならないんだけど。続きを読む

    投稿日:2018.07.14

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