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市川朔久子 / 講談社 (28件のレビュー)
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double face-d
魔女の宅急便のような、少女の成長を描いた作品。とてもきれいにまとまっている。もっといいタイトルをつけたら、子どもが喜んで読むような気がする。
投稿日:2023.12.13
bookkeeper2012
子供が図書室から借りてきたものの読書感想文を書きにくかったというので試しに読んでみた。書けたほうの別の本も読んでみるつもり 再生の物語。ひとに頭を洗ってもらったりするのは何であんなに気持ちがいいもの…なのでしょうね続きを読む
投稿日:2023.09.02
司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)
このレビューはネタバレを含みます
2011年度第52回講談社児童文学新人賞受賞作。 「月曜日の夜、「ひるま美容院」の暗い店内に、あまいシャンプーの香りが立ちのぼる。まゆ子の髪を、ナオコ先生は指をすべらせるように、やさしく洗い流していく。シャンプーのやわらかな指先に、心を閉ざしていたまゆ子の心がふっくらとやさしくほどかれていく。言葉を失った少女の再生をていねいな筆致で描く、新しい児童文学の誕生。」
投稿日:2023.04.18
エル
言葉は人を傷つけることが出来る。事故になったのはたまたまだったのだろうが、自分の言葉でタケルを怪我させることになったまゆ子の言葉が出てこなくなるのはある意味因果だなぁ。
投稿日:2022.08.10
ayaka-tokidoki
誰にも言えないこと。親からのプレッシャー。ズレている周囲の気遣い。子どもにとって、自分ではどうしようもできないことが、主人公を追い詰めていったんだなぁと思い、苦しくなった。一番言いたかったことはなかな…か言えない。苦しいよね。うん。苦しかったと思う。 誰だって子ども時代、理不尽だなぁと思うことがあったはず。そんな、言葉にできないモヤモヤ、心の変化を丁寧に書き出していて、最後の希望が見える終わりかたもよかった。続きを読む
投稿日:2021.08.14
ただ
タイトルは「よるの美容院」。 お店の名前は「ひるま美容院」。 ネーミングの妙の面白さもあるが、タイトルは、主人公の「まゆ子」にとって、とても大切な意味合いを持つ。 まゆ子の身に起きた異変は、シリア…スに重くなりがちなテーマであるが、それを、のんびりと温かく描いているところに、この作品の良さがあると思いました。 そこには、周りの温かい人達に囲まれながらの暮らしもあるし、「ナオコ先生」のまゆ子との距離感も良い。役割をきちんと与え、見守りつつ、そっと助言をしてくれる。「しずかな魔女」もそうだったが、「気づき」を促すことが、本人にとって重要なのだと思いました。それがどんなに辛いことでも、共に寄り添ってくれる人がいれば、その時だけは、おもいっきり身を委ねれば、次から前に進める。 まあ、美容師さんのシャンプーが絶品なのも確かだということで。心地よさは分かるなあ。 ただ、別れの場面は読んでる私も悲しくなって、妙に感情移入してしまった。若い頃の、好きな人達との別れは、仮に一時的だとしても、妙に辛いものを感じる。まるで卒業式のように。続きを読む
投稿日:2020.12.04
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