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浅葉なつ / 新潮文庫nex (18件のレビュー)
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みどり
人の嫉み嫉み憎悪 それはやがて大きくなってその人を飲み込んでしまう それを祓って飲むのがカカノムモノ 一話目は微妙だなと思いましたが,二話目からは面白くなってどんどん読み進められました。 ライバルって…大事です続きを読む
投稿日:2021.11.20
ゆふぃ
がっつり次へ続く終わり方。神様の御用人が好きなので読んでみたけど、あちらよりも雰囲気は暗い。そしてツラい。
投稿日:2021.05.22
Bookrium
人の悩みが蓄積すると悪魔のような神?になり、それを食べることで祓う役割を持つ一族の話。 いろいろと因縁がありそうでまだ序盤のような感じですが、基本的に負の感情がテーマなので暗いトーンが好きになれないで…す。続きを読む
投稿日:2021.01.10
ぐぐ
このレビューはネタバレを含みます
人間の負の感情を呑まなければ人して生きることのできない呪いを受けた青年──碧と、何故か彼と連んでいる桐島のお話。一章完結型。といっても大筋の話は続きもののようなので、碧と桐島が一体どういう関係なのかというのは1巻では明かされていない。2巻、3巻と読んでいけば分かるのかもしれないが、個人的にあまりぐっと来なかったので、とりあえず続きを読むのは保留。二章の大雅くんと律さんがすごく好きだったので二人の話があるならもっと読みたいなぁといった感じ。三章は残された透羽くんの気持ちを考えてしまい、あのまま幕切れてしまったのが残念だった。
投稿日:2020.12.02
yo-5h1n
人の身体の中の「穢れ」が成長して「大禍津日神」となったものを狩り、丸呑み(カカノム)する事で、太古の昔に負った海の女神の呪いをなだめて生きてきた神魚の末裔、碧。 定期的に大禍津日神を呑まなければ、…呪いの印である右肩のあざが拡がり、やがて魚に変じてしまうという。 碧に大禍津日神を呑まれた人は、穢れにまつわる記憶も奪われてしまうのだが… 図書館で、たまたま表紙のイラストが目について貸し出した本。 浅葉なつさん、初読。 宿命を負った美青年が穢れを祓う連作短編。 碧の美形っぷりも、人のドロドロが凝り固まったモノを祓うというミッション(?)も、昔々読んだコミックス『八雲立つ』を思わせる。 相棒のタイプが全然違うのと、碧がとことん孤独なのが、作品の色合いを変えているポイントか。 そんなわけで、文庫本の裏表紙にあったような「まったく新しい癒やし」という感じはそれほどしないけれど、文章も読みやすく、軽すぎず冗長すぎず、面白かった。 この先、碧が呪いから解き放たれる時が来るのかどうかをメインに、相棒のフリーカメラマン桐島の過去のことが明かされていく物語になるのかな。 3巻で完結なら、予想が当たるのか、予想以上に楽しませてもらえるのか、読んでみよう。続きを読む
投稿日:2020.10.05
読生
彼の近くにいるものは、彼を拒否したもの。 自分を拒否したものだけが、自分の近くにいてくれる。 自分の存在を知った上で。 それは自分を受け入れなかったものであり、受け入れてくれたものでもある。 生きるた…めには何かを犠牲にせざるを得ないのは、彼に限らないのだけど、彼はそのために自分から犠牲を作りに行かなきゃならないこともあるというのがとてもつらいな。 それは彼が手を加えなくとも、いつか表に出てきたものなのだろうけど。続きを読む
投稿日:2020.07.04
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