【感想】スーパー望遠鏡「アルマ」の創造者たち  標高5000mで動き出した史上最高の“眼”

山根一眞 / 日経BPコンサルティング
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • にすい

    にすい

    それぞれの部品を作った会社、工場の方々には心から敬意を表したい。こういった特殊な注文は量産して別で活かす用途もそんなにないし、天文台は予算がないしで、正直割に合わない仕事ではと思う。技術を追い求める夢に付き合ってもらえることには感謝しかない。
    ほんの少しだけこういったプロジェクトにつま先を突っ込んだ事があるので、つくづくそう思った。
    あと国は予算をもうちょっと付けて欲しい。
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    投稿日:2022.06.24

  • tatsuya

    tatsuya

     正直なところ、開発者のオナニーを下請けに無茶振りしたってことを美談にしてるので、微妙な部分が多かった。技術チャレンジすることはもっともだし、成功したのは褒めたたえるべきだけど、戦時中の思想のままってのはね… 感覚としては、調達担当者が無理言って値切っていいもの出来ました! っていう物語。
     その部分を除けば、十分に興味の枠内容でした。
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    投稿日:2018.08.16

  • katak-ai

    katak-ai

    このレビューはネタバレを含みます

    チリ、アカタマ、アルマ山麓。世界最大の電波望遠鏡。
    ベースとなった野辺山の口径10mのサブミリ波アンテナ「レインボー」
    205枚のアルミパネル、各面精度5ミクロン。
    全パネル各3か所の支持部に調整機構。
    加工歪を無くすため、マシニングセンタ加工時、ワーク背面からツールと同じ位置で同じ力で押し付ける。
    太陽光を集光する表面は鏡面にならないよう、エッチング加工。

    メトロロジーフレーム
    アンテナ架台部ゆがみをレーザー計測し補正。
    コンマ数秒角の精度。 

    7mアンテナはCFRPフレームでは予算が足りず。
    鉄のパイプの中に風速10mの送風。
    アンテナ外周の換気翼からの外気で中を均等に冷やす。パイプ内の錆を防ぐ吹付け塗装。

    12mアンテナ
    面精度25ミクロン、環境-20度~+20度。

    月に置いた携帯電話の電波を受信できたら、宇宙最大の電波になる。
    アンプを絶対零度近くに冷やし、電子の雑音を抑える。
    最難関の「バンド10」受信機を担当。
    貢献度による決まる観測時間を25%に増やす。

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    投稿日:2018.03.10

  • kun92

    kun92

    うーん。
    中途半端。
    日本の、手と最先端の融合の素晴らしさはムッチャわかるが。
    このプロジョエクトの凄さはまた別。
    それが中途半端。
    どっちかに絞ったほうがよかったんじゃないか。

    投稿日:2017.11.05

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