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福田ますみ / 新潮文庫 (144件のレビュー)
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NDC 327.6 「「早く死ね、自分で死ね。」2003年、全国で初めて「教師によるいじめ」と認定される体罰事件が福岡で起きた。地元の新聞報道をきっかけに、担当教輸は『史上最悪の殺人教師』と呼ばれ、…停職処分になる。児童側はさらに民事裁判を起こし、舞台は法廷へ。正義の鉄槌が下るはずだったが、待ち受けていたのは予想だにしない展開と、驚愕の事実であった。第六回新潮ドキュメント賞受賞。」 「「それは本当に真実なの!?」この本を読んでから、報道される事件の無いようをすべて鵜呑みにして、他者を攻撃する恐ろしさに気付かされました。日々報道される事件の裏側には、私たちが想像もしていない真実が隠されていることを忘れない為にぜひ読んでほしい1冊です。」 (未来屋書店 本屋従業員によるおススメ本の紹介 2023 の紹介より) 目次 序章 「史上最悪の殺人教師」 第1章 発端―「血が汚れている」 第2章 謝罪―「いじめでした」 第3章 追放―停職6か月 第4章 裁判―550対0の不条理 第5章 カルテ―PTSDの真実 第6章 判決―茶番劇の結末 終章 偽善者たちの群れ 「でっちあげ」事件、その後 著者等紹介 福田ますみ[フクダマスミ] 1956(昭和31)年横浜市生れ。立教大学社会学部卒。専門誌、編集プロダクション勤務を経て、フリーに。犯罪、ロシアなどをテーマに取材、執筆活動を行なっている。『でっちあげ』で第六回新潮ドキュメント賞を受賞続きを読む
投稿日:2024.05.04
チッチ
保護者から裁判を起こされたことはないけれど、似たような狂った主張(狂言)を平然と、何の疑いもなしにしてくる保護者には会ったことがあります。ああいう人たちって一定数いるんだなぁって読んでて空恐ろしくなり…ました。でも、そういう人たちはもう精神疾患か何かだとして、その明らかにおかしな主張を鵜呑みにして職員を守ろうとしない(面倒だから保護者の言いなりになって職員を悪者にして事を収めようとする)愚かな管理職も同じ数かそれ以上にいるわけで。この本をそっと管理職の机の上に置いておこうと思いました。続きを読む
投稿日:2024.04.20
mi
すっごい さくっと読めました アメリカかぶれで、目立ちたくて、人を言いなりにして、全部人のせいにしたい人ってこうなるんだな、怖いなって思いました
投稿日:2024.03.16
2005447番目の読書家
戦慄のノンフィクション 自分の身に起こったらと思うと寒気のするストーリー 親の思考回路と目的が気になる。何のためにこんな嘘をついて、なぜその嘘をまるで真実のように語れるのか。 通常の論理では全く理解で…きない人が世の中には存在することがわかる。 続きを読む
投稿日:2024.01.14
planets13
モンスターペアレンツって本当に怖い。原告の弁護団も、二審の対応が姑息で恥ずかしい限り。途中で引っ込みがつかなくなったのでしょうが、もっとちゃんとした事前調査をしてたら、恥をかかずに済んだであろうに。 …それにしても文春の記者は、記者としての基礎もできてないのかな...地取りも鑑取りもちゃんとしないなんて。羞恥心は一人前にあるようだけど。続きを読む
投稿日:2023.12.24
osugis
久しぶりにノンフィクションドキュメントものを読んだ気がする。 随分前に話題になった『文庫X』(殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―)を読んだ時は衝撃的であったが、それと同様に衝撃…があり、あっという間に読み終えてしまった。 今回は、タイトルの通り『でっちあげ』俄かに信じ難い展開で、本当にこんな事があったのかと。仮に小説であれば、そんな展開ないわ〜と思ってしまうくらい。 表面に出ている事だけを信じることの怖さ。集団の怖さ。 きっと今でも、こんな風な事はどこかで起こっているんだろうと思うとやりきれない気持ちになってしまう。 他人事でなく、ちゃんと正しいことを知る。この事がいかに大切かが分かった。続きを読む
投稿日:2023.11.03
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