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コナン・ドイル, 延原謙 / 新潮文庫 (50件のレビュー)
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苦手な短編集 作品によって読みやすいものそうでないものが分かれるなぁと思った。 ボール箱 瀕死の探偵 悪魔の足は分かりやすくて面白かった。 最後の挨拶は引退したホームズが突然現れあっという間に犯人を捕…まえる。 スピーディな展開と引退しても衰えない所が良かった。 シリーズはあと叡智を読んだら読み終わるけどやっぱり最初の長編物が1番面白かったなぁと思う。 また翻訳の仕方によっても感じるものは変わるだろうから落ち着いたら二周目を読んでみたいと思う。続きを読む
投稿日:2024.05.02
レモン
遂に最終巻。刊行順では『事件簿』が最終巻だが、どこかでお勧めされていた順番では最後。『ボール箱』は、塩漬けの耳を送るという発想が恐ろしい。特に面白かったのは『瀕死の探偵』。ホームズらしからぬ行動と思…っても、ワトスン同様ついつい騙されてしまった。警察ではなく相棒を頼るホームズ。2人の関係性が素敵。『悪魔の足』の実験で危うく命を落としかけるホームズがお茶目で面白い。ホームズのキャラクターにすっかり魅了された頃にシリーズ読了してしまうのが寂しい。次はそろそろポアロに進もうかな。続きを読む
投稿日:2024.04.15
翼
このレビューはネタバレを含みます
「シャーロック・ホームズ」シリーズ第四短編集。『瀕死の探偵』『最後の挨拶』が特に印象深い。どちらもシャーロック・ホームズの演技に騙された。また、『悪魔の足』では、ホームズの化学者としての一面がより顕著で、トリックが解明されたときのカタルシスが大きかった。
投稿日:2023.11.13
ヴレア
これまでの短編に比べて、色々と手法を変えて飽きさせない工夫は見受けられるが、そこまでインパクトのある話は少なかった。その中でも時系列的に最後のエピソードと思われる最後の一遍はなかなか味わい深い作品だっ…た。続きを読む
投稿日:2023.08.29
orangeboc
これまでの短編とは同じにならないように、著者が工夫を凝らして書いたんだろうなと想像できる、楽しい短編集だった! 一番好きな話は「瀕死の探偵」かな〜 ホームズの性格とサプライズがあって印象的だった。 でも今回はどれをとっても事件の発端がこれまでとは違って不気味な感じがして、ミステリっぽい!と思った。 「最後の挨拶」は、第一次世界大戦の影が色濃く出ていて、今までホームズを読んでいてこんなことは初めてだったので、戦争の与えた影響の大きさをぼんやりと感じた。
投稿日:2023.08.27
ちゃちゃまる
1遍ずつ雰囲気を味わいながら読むことができ、ますます引き込まれる。ここまで読み進める中で得たホームズとワトスン博士のキャラクター感があってこそ楽しめる短編集。 これまではホームズの知性を越えると思われ…るキャラクターはあまり出てこない印象であったが、この短編集では知性に富んだもの通しの闘いなどが描かれており、どこか悔しさを感じさせる場面もあった。 発表順にホームズシリーズを読むことで当時世界を的熱狂を感じて貰いたい続きを読む
投稿日:2022.06.29
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