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藤野可織 / 扶桑社BOOKS (21件のレビュー)
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総合評価:
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ワンダフルデイズモーニング
短編集に共通しているのは"遺される"ということについて。消え去られる。とり遺される。遺物となる。 生きるということは人生において自分以外のさまざまな人のあらゆる死にとり遺されていくということなのか…もしれないデスね。続きを読む
投稿日:2022.09.10
タム
ジャンルとしてはホラー?寄りの作品が多い印象。表題作『ファイナルガール』の淡々とした進み方が好き。あと、『プレゼント』のナツキのキャラクターも良い。
投稿日:2022.08.19
東雲
まったくすばらしいことだ。彼は成熟しきった男性であるにもかかわらず純潔であり、帰り血で濡れそぼっているにもかかわらず無罪だった。 (P.75)
投稿日:2019.09.24
あずき
おもしろー。 ホラーでもSFでもないのになんかズレてて居心地悪い感じ。 『ファイナルガール』の世界が明瞭になる感覚はなんかわかるな。
投稿日:2019.06.02
あ
このレビューはネタバレを含みます
「大自然」★★★ 「去勢」★★★ 「プファイフェンベルガー」★★★ 「プレゼント」★★★ 「狼」★★★ 「戦争」★★★ 「ファイナルガール」★★★
投稿日:2015.03.29
tpochi0717
短編 自然とは呼べない美術館でのキャンプで、眠る妹を置いて夜中にひっそりと会う深海魚。 電話口からいつだってストーカーをしてくる存在と、少しも恐怖を感じない矛盾とクマの防犯ブザー。 亡くなった海外の映画俳優を思いながら映画館で閉じ込められる佐藤と伊藤。 虫歯があるとキスをしてから宣言され親知らずを抜歯した家庭教師と教え子で恋人の16歳の少女。 5歳のときに家に来た狼が再び現れたときのために体を鍛えたが、いざというときに怖気好き細くか弱い彼女に助けられた同棲初日。 小説の脇役サイモンに心奪われ、彼氏と別れ戦争により天涯孤独になろうとも、一番に悲しむべき死は存在しないサイモンただ一人だった。 母は自分の命と引き換えに娘であるリサを連続殺人鬼から救ったのは母が30歳頃のことで、 リサもきっとそのくらいで娘のために死ぬと思いきや、襲ってくる連続殺人鬼からを次々と叩きのめして生き延びる人生であった。 不思議な話。理解できないわけではないけれど、正直なぜそうなったのかとかよくわからない。 だけど、嫌いじゃない。爽快に連続殺人鬼を殺していくリサがうけた)^o^(
投稿日:2015.01.08
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