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アラン, 串田孫一, 中村雄二郎 / 白水Uブックス (10件のレビュー)
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まめけんし
23:35読了。明治大学文学部心理社会学科哲学専攻推薦図書より。幸福とはなにかを論じる本ではなく、幸福であろうとすることで不幸でなくなるという本だと思う。人生訓のようなものだが含蓄はある。岩波版の解説…を読むに、新聞での連載らしい。天声人語のようなものだと思う。近代オリンピックを生んだ近代フランスの快活さのようなものが感じられた。続きを読む
投稿日:2022.03.02
まいるん
よくわかる系のアランの幸福論を読んで、原本に当たりたくて読んだ。 所々、分かりにくいところもあったけれど、全文読めたので満足。
投稿日:2021.02.24
関田熔心
このレビューはネタバレを含みます
秋の夜長と無職期間のために借りた。 幸福とは何か、考えたかったのかもしれない。 哲学の本にしてはとても読みやすかった。 以下、気になったところ。 不機嫌な人には椅子を用意してあげること。よく観察すれば、少し刺さったピンを外してあげるだけで済むかもしれない。 →それには冷静さが必要で、感情に呑まれないように気を付ける。 苦しい時はまず体操をすること。意外と身体を動かすと、そちらに意識が向かって悩んでいることに意識が向かなくなる。 →体操でも散歩でもいい。自分の悩みばかりに集中すると、良くない想像だけが膨らむもの。 われわれの敵はいつでも想像上のものであり、想像力は恐怖を調合し、われわれに様々な恐怖を味合わせる。 →一番の苦しみは自らが生み出していることに気づく。 もしひとりの友人が苦しげであったら、もちろんあなたは彼をなだめて世の中別の視点から見るように勧めるだろう。きみはなぜ、自分自身にとってのかけがえのない友とならないのだろうか。 →俯瞰的にとらえ、遠くから自分を眺めて客観視する。そして自分を自分で励ましてあげる姿勢をもつ。 100年も前の人であるはずなのに、最近流行りの自己啓発本や、マインドフルネスの解説と同じことを書いてあることに驚きだった。 何度か出てきたストア派の本も読みたくなった。
投稿日:2020.11.10
takeut
1.この本を一言で表すと? ・幸福についてまとめたエッセイ集 2.よかった点を3〜5つ ・憐れみについて(p182) →人間が与えられるのは希望だけで、悲しみから何も生まれないということを知るこ…とが大事 ・解きほぐす(p215) →何もしないと悲観主義になり、努力しないと楽観主義になれない、というのは初めて聞いた考えで面白い。 ・生活知(p257) →優雅さは身につけることができる。それが幸福につながる ・幸福たるべき義務(p284) →幸福は美しく、それが社会に与える影響まで考えているのは面白い。 2.参考にならなかった所(つっこみ所) ・一番読みやすい幸福論と聞いていたが、それでも翻訳が悪かったり文脈が理解できなかったりで読みにくかった ・短編毎で、重複する内容がバラバラに存在するところは、まとめてほしかった。 3.みんなで議論したいこと ・幸福になるために、まず何から始めるべきか? 4.全体の感想・その他 ・哲学的でなく、実生活に密接した内容で納得感があった。 ・他の哲学的内容の幸福論も読んでみたい 続きを読む
投稿日:2018.12.30
めぐ
ポジティブに生きていれば幸せになる。 笑うから楽しい。 「王は退屈する」の なんにもしない人間は、なんにも好きにならない。 は息を呑みました。まさしく、その通りと感じた。
投稿日:2018.04.13
sunny
なかなか進まなくて図書館でまさかの更新。 NHKの「100分de名著」を読んではいたけど、実際に読むとかなり味わい深い。一度じゃ足りない。。 久しぶりに「やっぱり手元に置きたい」と思える本との出会いで…した。続きを読む
投稿日:2013.12.27
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