【感想】天使突抜一丁目 着物と自転車と

通崎睦美 / 淡交社
(8件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • Wasa Bi

    Wasa Bi

    京都に行ったことがある人、好きな人にオススメ。

    大胆な構図や斬新な色遣いの古着が好きな著者による本。着たいから着る、という自分の感覚を頼りに選んでいるとこが素敵だなと思った。

    毎月21(東寺)、25日(北野天満宮)にある骨董市が気になった。

    京都のお菓子は格や種類によって、よそいきか普段使いと分け、相手への気持ちや好みに沿って敬意や親近感を示す「文化」が良いなーと思った。 お餅、赤飯+お饅頭で「おもちや」さん。 饅頭や和菓子を販売する「おまんや」さん。 上菓子を売っている菓子司は「お菓子」やさん、と何を取り扱っているかによっても呼び方が異なる。 見て楽しみ、味わい、そこからさらにイメージが膨らみ、話題が展開する京都の和菓子の楽しみ方、いつかしてみたい。

    一保堂のいり番茶を飲んでみたい。200g300円とお手頃な価格。宇治茶のみを扱っている京番茶。
    続きを読む

    投稿日:2023.01.12

  • Laughing Buddha

    Laughing Buddha

    20年も前の本だけれども、アンティーク古着好きがあふれた本なだけあって、古さは感じない。着こなしが可愛い。だけど著者が通っている古着屋さんを調べたら閉業されていて、ちょっと寂しかったな。
    京都や和文化の楽しみ方が彼女にかかるととても新しく見えて、おもしろい。続きを読む

    投稿日:2022.07.05

  • ユウロ

    ユウロ

    マリンバ奏者で着物生活をされている通崎睦美さんの初エッセイ集。読んでいて何とも気持ちよく風通しの良い着物と京都エッセイ。ワクワクしながらページをめくった。男ものの羽織りに下駄、帽子で自転車で京の街を駆ける通崎さんは天衣無縫なまさに着物の天使。ちなみにタイトルの天使突抜一丁目とは本当に京都にある地名らしい。ノールールのようでこだわりを持って着物を着ている通崎さんのすっかりファンになりました。最近読んだ着物エッセイではダントツに気持ちよく読めました。続きを読む

    投稿日:2018.07.05

  • りんり

    りんり

    10年前に出版された本。
    当時著者は、新聞などに随分取り上げられていた。
    本としてのインパクトの強さは、何よりもタイトルによるものだろう。
    『天使突抜一丁目』とは、本書によると京都に実在する地名。一度行ってみたいが、京都は住居表示板などであまり地名表示を行っていなかったのでは…続きを読む

    投稿日:2012.10.28

  • gurinori

    gurinori

    この本と出会わなければ…。
    京都にも骨董にもお着物にもドキドキしなかったでしょう。
    着物でチャリにのるマリンバ奏者
    素敵すぎます。。。
    この本で取り上げられている「何気ない京都」
    住んでいるからこそ 「どこぞの○○○」といえるかっこよさがちょっと羨ましかったり。続きを読む

    投稿日:2011.02.23

  • おっちゃん

    おっちゃん

    08年2月に行った天使突抜一丁目が気になって手にした一冊。リズム感と歯切れのいい文章が実に気持ちがよかった。まさに音楽家の書いた文章そのもの。本著の中に、行ってみた京都が見つかった。ことほど左様に京都とは魅惑的な街なのだ。続きを読む

    投稿日:2008.03.16

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