【感想】明智左馬助の恋 下

加藤廣 / 文春文庫
(21件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
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ブクログレビュー

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  • Madder

    Madder

    我が敵は本能寺にあり!前作「秀吉の枷」と繋がる本能寺の変の真実…読後(光秀・左馬助・綸ら)明智一族推しになりました。
    それにしても戦国時代小説は面白い。曖昧な歴史の隙間が作品で埋められ、それが自分にとっての史実になっていくのが心地良いです。続きを読む

    投稿日:2023.12.09

  • しげまる

    しげまる

    前二作と整合性をとりつつ第三の視点で書いてるのが面白い。しかし、真実はどうだったんだろうな。あとがきの「三次元自動焦点」を読んで、羅生門や猟銃を読んでみたくなった。

    投稿日:2021.04.11

  • nakaizawa

    nakaizawa

    「明智左馬助の恋(下)」加藤廣著、文春文庫、2010.05.10
    280p¥600C0193(2020.06.11読了)(2019.01.21購入)

    【目次】
    第六章 天正十年
    第七章 本能寺の変
    第八章 阿弥陀寺・清玉
    第九章 落城の譜
    あとがき
    文庫版へのあとがき
    参考文献

    ☆関連図書(既読)
    「信長の棺」加藤廣著、日本経済新聞社、2005.05.24
    「秀吉の枷(上)」加藤廣著、日本経済新聞社、2006.04.18
    「秀吉の枷(下)」加藤廣著、日本経済新聞社、2006.04.18
    「明智左馬助の恋(上)」加藤廣著、文春文庫、2010.05.10
    「鬼と人と(上巻)」堺屋太一著、PHP文庫、1993.05.20
    「鬼と人と(下巻)」堺屋太一著、PHP文庫、1993.05.20
    「国盗り物語 一」司馬遼太郎著、新潮文庫、1971.11.30
    「国盗り物語 二」司馬遼太郎著、新潮文庫、1971.11.30
    「国盗り物語 三」司馬遼太郎著、新潮文庫、1971.12.20
    「国盗り物語 四」司馬遼太郎著、新潮文庫、1971.12.20
    「下天は夢か 一」津本陽著、講談社文庫、1992.06.15
    「下天は夢か 二」津本陽著、講談社文庫、1992.06.15
    「下天は夢か 三」津本陽著、講談社文庫、1992.07.15
    「下天は夢か 四」津本陽著、講談社文庫、1992.07.15
    「秀吉(上)」堺屋太一著、日本放送出版協会、1995.12.21
    「秀吉(中)」堺屋太一著、日本放送出版協会、1996.04.30
    「秀吉(下)」堺屋太一著、日本放送出版協会、1996.10.12
    (「BOOK」データベースより)amazon
    「愛宕山に詣でて、戦勝祈願のために一夜参篭する」。朝廷との密会を重ねる光秀の暴走を止められない左馬助。そして本能寺の変―。大ベストセラーとなった本格歴史ミステリー長編は、すべての謎を解き明かしながら、明智家の壮絶な「死の門出」で終局を迎える。宴を彩る「落城の譜」の調べ、そして左馬助と綸が貫いた真実の愛とは。
    続きを読む

    投稿日:2020.06.08

  • Thomas

    Thomas

    後書きに三方向からの視点とあるが、まさしく
    「第7章 本能寺の変」はまさしく今までにない着眼点で描かれている。この章だけで十二分に満足。
    しかし、結末には疑問点が晴れぬままモヤッと感が残る。

    投稿日:2020.06.06

  • miyous

    miyous

    信長の残虐な行為、乳母の乳首を噛み切ったとの逸話の真相を信長の弟が語る。
    こんな捻じ曲げられて伝えられていた信長の話によく調べあげているなぁと思う。
    左馬助の話ではなく、本能寺の三部からなるとあるように中心が信長で、そして左馬助からみた光秀の話で最期に替え玉の死を無駄にしたのかどうか光秀の死が分からない状態で生き残っていることを願って切腹したのが割り切れない切なさが残る。続きを読む

    投稿日:2020.05.23

  • cinejazz0906

    cinejazz0906

    本編をもって “本能寺の抜け穴” に纏わる謀略の全容が解き明かされる、壮大な歴史ミステリ-小説である。阿弥陀寺で信長の遺体と対面した明智左馬助は、光秀に生き延びて歴史の証人と為らしめるために、光秀の影武者を配している。仕組まれた合戦にも敗れ、坂本城に追い詰められた明智一族は、光秀の安否不明のまま壮絶な最後を迎えるのだった。左馬助と綸(りん)の最後は、涙ぐまずにはいられなかった。 (著者【加藤廣】氏は75歳で作家デビュ-し、2018年4月に87歳で逝去された。)続きを読む

    投稿日:2019.09.27

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