0
カフカ, 池内紀 / 岩波文庫 (38件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
"powered by"
帆掛船
2024/2/1読了 収載作品の中でも特に長い『巣穴』は、人間とも動物ともつかない主人公が、安全な巣穴を作っても、食料はまとめておこうか分散させようか、侵入者が来たらどうしようかetc. ウダウダ迷い…続けているお話。常に何かしらの不安に晒されている現代人の心象を表わしているのか、妙に共感してしまった。続きを読む
投稿日:2024.02.05
ぺぴ
1番最初の『皇帝の使者』がよかったので読み進めたが、途中離脱。 『皇帝の使者』はすごくよかったが、他はどのお話も正直よくわからなかった。
投稿日:2023.08.01
yoneco
皇帝の使者 ジャッカルとアラビア人 ある学会報告 ロビンソン・クルーソー サンチョ・パンサをめぐる真実 アレクサンドロス大王 新しい弁護士 ポセイドン アブラハム メシアの到来 こうのとり 貂 使者 …小さな寓話 獣 だだっ子 柩 掟の問題 一枚の古文書 走り過ぎる者たち よくある事故 十一人の息子 兄弟殺し 中庭の門 隣人 巣穴 最初の悩み ちいさな女 断食芸人 歌姫ヨゼフィーネ、あるいは二十日鼠族続きを読む
投稿日:2022.07.30
イソノ
カフカのショートショート。 短いものは1ページに収まる。 物語、出てくる人物・生き物が象徴的。メタ的な意味を考えるとおもしろい。 こだわりの強いキャラクターが多い。
投稿日:2022.06.04
ひだまりトマト
今日6月3日はカフカの命日ですね。 カフカ寓話集の題名に成っていますが、他に短編集の題名の作品が有るのであえてこの題名にされたとの事でした。 小品を中心に30話収録されています。 カフカは妹さんの下宿…に転がり込んで創作に明け暮れたそうですが、書いては捨てるの繰り返しで、しっかり物の妹さんがカフカの捨てたものを拾っては隠し持っていたそうです。そのお陰で後世の我々がカフカの作品に浸れるからありがたい事ですね。 この本にカフカの絵が紹介されています。カフカは友人にも自分の作品を焼却するように依頼したそうですが、しっかり物の友人にも感謝ですね。 カフカの作品が後世の作家さんにもかなりの影響を与えた事を知るよしも無く世を去ったことは残念ですが、カフカの作品に目を通す機会になれば幸いです。続きを読む
投稿日:2022.06.03
ʕ⁎̯͡⁎ʔ༄
断食芸人が特に面白かったです。 変身がかなり衝撃的だったので、カフカに興味を持ちこの本にも手を出しました。しかし、自分には合わなかったのか、時間が経ると感想も変わってきそうだなと思いましたq
投稿日:2021.05.14
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。