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田中啓文 / 集英社文庫 (21件のレビュー)
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総合評価:
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f0314087
このレビューはネタバレを含みます
7つの短編から。タイトルの落語を知ってると展開が読めたりするのだろうか。 読み進めるのが辛い。。主人公は笑ってもらえず、芽が出ないし、苦難だらけなのに何故この道に止まっているのかがよく分からない。。 ラストの謎解きでスッキリ、というより とりあえず今回首が繋がったなぁ、という感じ。。。 蛇含草 天神山 ちりとてちん 道具屋 猿後家 抜け雀 親子茶屋
投稿日:2018.06.22
マッピー
目次 ・蛇含草 ・天神山 ・ちりとてちん ・道具屋 ・猿後家 ・抜け雀 ・親子茶屋 今回の竜二は今ひとつだったかな。 前巻よりは真面目に落語と向き合っているけれど、ちょっと何かあると古くさい師弟制度が、落語を古典芸能にしてしまい、若い才能は漫才やコントに流れていくと思ってしまう。 落語の力を信じきれない。 謎解きという面では頭が回るのに、先輩たちの助言をちっとも理解できないのはなんでなのだろう? 梅寿師匠は、飲んだくれで、金に汚くて、暴力的で、とんでもないオヤジだけれど憎めない。 そばにいたら簡単に憎めそうだけど、とりあえず憎めない。 なぜなら、人情に篤いから。 竜二にはとことんきつく当たるけど、多分それは竜二が打たれ強いのをわかっているからなんではないかな。 さて、松茸芸能を解雇された師匠と竜二たちは、次に何をやらかしてくれるのだろう。 わくわくわく。
投稿日:2017.05.25
anri0912
シリーズ第二弾。 破門にされてしまう竜二。 今回は落語のシーンの印象が薄く感じ少し残念。 噺家としての自分を掴みきれず足掻く竜二を応援しつつも、つい喝を入れたくなりました。 師匠の破天荒っぷりはや…はり好み。続きを読む
投稿日:2016.11.26
nori0714
ちりとてちんだ~。と落語の話を見ながらちょっと笑ってました。そして、落語って確かに、笑わせてもらおうってわけではなく、くすっと笑ってしまうというのが正しい気もしてきますね~。
投稿日:2016.09.23
yamaryo0225
シリーズ2作目。 1作目と変わらない面白さ。漫画感覚で軽く読める。落語家になりたくなってしまう物語。 梅寿師匠がクソジジイなんだけどかっこいいのだ。 (アマゾンマケプレ)
投稿日:2015.04.09
takep07
今回は前作O-1グランプリが終わったところから話が始まります。謎解きはあるのですが、梅寿師匠とトサカ頭の梅駆こと竜二の暴走が派手になってきたのでちょっと霞んでしまって残念かな。 月亭八天の枕書は相変わ…らず面白いですが、天神山の所はこれに関する噺を見て聞いていればもっと楽しめると思います。ますます落語が面白くなる本です。続きを読む
投稿日:2014.12.17
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