【感想】ちくま日本文学全集夢野久作

夢野久作 / ちくま日本文学全集
(6件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
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ブクログレビュー

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  • り

    初めての夢野久作は短編集。
    瓶詰地獄、氷の涯 のみ読了。

    瓶詰地獄は案外すんなりと読めて驚いた。夢野久作、てっきりグロい感じの作品かと思っていたので良い意味で期待を裏切られた。とても短いお話だったけど、とても好みの感じだった。
    二作目、氷の涯の良さはイマイチ分からず。

    もう少し大人なったら他の作品群も読みたいです。
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    投稿日:2014.06.22

  • スケルトン

    スケルトン

    収録作品:いなか、の、じけん 抄 / 瓶詰地獄 / 押絵の奇蹟 / 氷の涯 / 人間腸詰〈そうせえじ〉 / 猟奇歌 / 謡曲黒白談より / 杉山茂丸

    投稿日:2011.04.12

  • kazuto12

    kazuto12

    「氷の涯」の終盤のニーナの独り語りが凄い好き。半世紀以上前の小説とは思えないスピード感。
    「人間腸詰」もやっぱり面白い。
    日中露のゴタゴタした感じがたまらん。

    投稿日:2010.05.17

  • 27

    27

    「いなか、の、じけん」と「瓶詰め地獄」が特に素晴らしかったです。
    わたしは閉鎖的な環境の中で歪んでいく人間達のお話が好きな気がします。
    瓶詰め地獄はストーリーも素晴らしいですが、語り口の切羽詰った中にも耳が痛くなるほどの純粋さとか尊さが感じられましたね。すてき!

    09.11.23
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    投稿日:2009.11.24

  • veadar

    veadar

    夢野久作の短編集。

    ドグラ・マグラが読んでみたいなと思っていたが、つまらない作品だと時間の無駄なので、手始めとして短編集を読んでみた。

    正直ストーリーの組立などは現代小説のほうが上手だけれども、独特の言い回しや文体など恐ろしく魅力的な作品だと思う。

    古くても寂れない名作とはこの小説のような存在のことを言うのだろう。

    この短編集の中の「人間腸詰」が軽妙でもあり、グロくもあって中々に素敵だった。
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    投稿日:2008.07.05

  • うんの

    うんの

    なんといっても「氷の涯」なのですね。ラストが必見です。夢野久作が書簡体や一人称語りなどを魅力的に使用していることが「瓶詰地獄」などでうかがえたりします。

    投稿日:2007.03.20

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