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船木亨 / ちくま新書 (11件のレビュー)
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いゔどっと
23 動物も「その統合度に応じて、ひとつの実存である」 実存 在り方のみでなく、認識された行動 英雄の前で哲学は沈黙しなければならない 論文「戦争は起こった」 実存的意味作用 弁証法的変身 …rangとparole →ドゥルーズ、デリダへ わたしとは状況の可能性 続きを読む
投稿日:2022.11.05
izumowol
とりあえず手に取ったメルロ・ポンティ本。実に面白い著作 だったし、哲学書にしては珍しく読みやすく人を惹きつける 文章だった。名著だと思う。ただ、この本が正しくメルロ= ポンティの入門になっているかどう…かは不明。八割方以上 船木亨の著作と思った方が正確なのではないかな。続きを読む
投稿日:2019.07.14
キじばと。。
「メルロ=ポンティ入門」というタイトルですが、メルロ=ポンティの哲学に現われる独創的な概念をわかりやすく解説することをめざした本ではありません。本書では、著者自身がメルロ=ポンティの思想という視点に立…つことで、倫理学上の問題についてのどのような光景が見えてくることになるのかということを語った本であり、すぐれた哲学的実践の試みだということができるように思います。 著者はひとまず、人間の自由を高調したサルトルの実存主義に対するメルロ=ポンティの位置づけを、通説にしたがって紹介しています。そこでは、具体的な状況や他者に取り囲まれつつ、そのなかで創発的な行為をおこなうわれわれのありようを語ることが、メルロ=ポンティのめざしたことだとみなされることになります。 しかし著者は、身体というテーマを掘り下げ、「両義性」などの概念を駆使しつつ実存主義と構造主義とのはざまに立つ思想家といった、既成のメルロ=ポンティ像をえがくのではなく、むしろわれわれがそのなかに立ちつつけっしてそのゆくえを見通すことのできない歴史のなかに立ちながら考えるメルロ=ポンティの思索のスタイルそのものにせまっていきます。そこで著者は、「ヒーロー」や「愛」といった独創的なテーマにそくして、粘り強い考察を展開することによって、メルロ=ポンティの思想のもつ有効性を示そうとしています。 本書を読んでメルロ=ポンティの哲学が理解できるようになるのかどうかよくわかりませんが、本書の議論そのものは非常に啓発的でおもしろく読むことができたように思います。続きを読む
投稿日:2019.04.26
南海4号
読み物としては面白いが、メルロ=ポンティの哲学を知ろうと思って読むと、著者とメルロ=ポンティの哲学を混ぜたような感じになっているので非常にわかりにくい。メルロ=ポンティの著作を読んだ上でこの本を読めば…また違うのかもしれないが。続きを読む
投稿日:2018.07.24
淺野 昌規
読み終えました。 次は、『知覚の現象学』です。 (2015年09月18日) 2回目です。 2007年2月12日に、一度、読んでいます。 (2015年09月02日)
投稿日:2015.09.02
bax
このレビューはネタバレを含みます
[ 内容 ] われわれはこの世界に生きており、現代の歴史に属している。 それにしては、そのことがちっともぴんとこないのはなぜなのだろう。 世界や歴史と無関係に、われわれのささやかな人生がここにある。 だからといってとるにたらないことなど何ひとつなく、われわれがものごとを考えて決断するときには、やはり歴史の論理のなかを、おなじ世界の他者たちとともに生きるのである。 現実的とはどういうことで、真実を語るとはどのような意味か。 メルロ=ポンティ哲学をひもときながら、われわれのもとに到来する出来事を真剣に取扱う姿勢について考える、一風変わった入門書。 [ 目次 ] 序章 第1章 ヒーロー 第2章 愛 第3章 思考と実践 第4章 真実を語ることば 終章 [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
投稿日:2014.11.05
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