【感想】P.F.ドラッカー 完全ブックガイド

上田惇生 / ダイヤモンド社
(10件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • カクピロ

    カクピロ

    巻頭にある糸井重里さんと上田惇生さんの対談が面白かった。
    会社では、常に「その仕事の目的は?」を問われるが、習慣化されていないため苦労している。
    『経営者の条件』を読んでセルフマネジメントを一から学ぼうと思います。続きを読む

    投稿日:2020.09.20

  • zuito

    zuito

    このレビューはネタバレを含みます

     いわゆる「ドラッカー山脈」なる言葉で総称されるドラッカー著作群を紹介する本。ドラッカー教授の変遷・進化が辿れる名著です。

    気になった文章。
    p.4
    「上田 ソニーの出井伸之さん、富士ゼロックスの小林陽太郎さん、パナソニックの中村邦夫さん、有名な経営者だけでなく、いろんな人に「それぞれのドラッカー」があるのね。ものつくり大学の卒業生に「宮大工」がいて、ドラッカーの本をほとんど読んでるんです。企業の経営者じゃなくたって、宮大工にとっても有益な、使える教えなんですよ。」

     先輩、出てますよ!!。本書の中でも出てきますが、万人のための帝王学というフレーズがあるように、いろんな人に役立つのがドラッカーの凄いところです。

    p.86
    「ドラッカーの四〇年来の生徒であり、友人であり、同僚だったペース大学社会学部長ジョン・E・フラハティの大部のドラッカー論、Peter Drucker:shaping the Managerial Mind (Jossey-Bass,1999)には、一つだけ図が載っています。そこに書かれた弁解めいた解説がふるっています。
     『ドラッカーはモデル化による図解を好まなかった。コンセプトが硬直的になるからだった。その通りである。しかし教授の説く”変化”のコンセプトを表すために、この図だけは掲載させていただきたい』」

     今までなんとなく感じていた「図が無い」はこういうことなんですね。今後、十分気を付けたいと思います。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2018.01.21

  • カエル税理士

    カエル税理士

    ドラッカーの全著作を年代順に並べて多少の解説と、翻訳家の上田氏のドラッカーとの思い出エピソードを加えたもの。

    ドラッカーの著作はその当時の時代背景を知らないと理解できない部分があるということで、個々の著作を読む前に目次的に使うことができる。この本の使い方は全著作の俯瞰といつもところだろう。続きを読む

    投稿日:2017.07.09

  • mizotatsu

    mizotatsu

    メモ

    仕事とは顧客を作り出すこと。
    組織は社会の安定と人の幸せを左右する存在。
    何をもって憶えられたいか。
    利益は目的ではなく条件。
    自分たちの強みに気づく

    デカルト以降のモダン=近代合理主義とは、すべてのものは因果関係で明らかになる、論理によって神の存在まで説明できるというもの。

    ドラッカーはポストモダン!

    【産業人の未来】
    われわれは最終的な答えがあるかさえ知らないという前提でスタートしなければならい。=生物は常に揺れ動き、解はない。
    目的を達成するために、手段を考え、実行する。目的を達成した後も手段は残る。残して困る手段は使うな。

    経済人は金儲け至上主義の人(エコノミックアニマル
    産業人は組織人として顧客を創造できる人



    【企業とは何か】
    人を大事にし、かつ機能するかしないか。

    【現代の経営】
    企業の目的は、それぞれの企業の外にある。企業は社会の機関であり、目的は社会にある。したがって企業の目的として有効な定義は一つしかない。顧客の創造である。


    【変貌する産業社会】
    上田さん
    こうすればすべてが解決するという便利な万能薬はない。志を高くし、人を大事にし、手持ちの道具で一歩一歩前進すること。それがマネジメントだ。
    続きを読む

    投稿日:2017.05.07

  • yosukekasai

    yosukekasai

    ドラッカー全作の解説。解説してるのはドラッカーの日本での分身ともいわれている上田先生。上田先生とドラッカーとのエピソードも交えつつ丁寧に解説されている。
    糸井さんとの対談も面白い。

    ただ、ドラッカーの凄さはわかるが、実際読まねば…。続きを読む

    投稿日:2014.04.17

  • 水源地

    水源地

    ドラッガーの著作を、年代別、カテゴリー別に、それぞれの書籍ごとに論旨などをまとめた本。これからドラッガーの著作を読もうとする人には、よい指南書になると思う。

    冒頭には糸井重里氏と上田氏の対談もあり、ドラッガーの主張を簡単に全体像を知りたい人には、上田氏も「ドラッガー入門」の方がよいと言っているので、ドラッガー入門 → 完全ブックガイド(本書) → 興味のもった本を読むという流れが良いのではと思った。続きを読む

    投稿日:2014.03.24

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