【感想】パリの蜂起 小説フランス革命2

佐藤賢一 / 集英社文庫
(19件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
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ブクログレビュー

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  • zhize

    zhize

    ・全く進まない議会から、民衆蜂起、ついに軍との対決という展開。
    ・物語の中心はミラボーとロベスピエール。後半で登場するデムーランが良い。流されるままに英雄に担ぎ上げられる様が面白い。実際、革命の始まりはそんなところかも知れない。
    ・まだまだ、物語は序盤なので、次も楽しく読みたい。
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    投稿日:2024.03.21

  • Στέφανος

    Στέφανος

    解説:鹿島茂
    無念◆球戯場の誓い◆マルリ街道◆密談◆親臨会議◆最悪の展開◆銃剣の力によるのでないかぎり◆暴力◆思わぬ展開◆逆効果◆上申書◆返事待ち◆最後通牒◆貴族の陰謀◆爆発寸前◆民衆の力◆パレ・ロワイヤル◆負け犬◆挑発◆武器をとれ◆ルイ・ル・グラン広場◆武器がない◆テュイルリ◆武器がほしい

    著者:佐藤賢一(1968-、鶴岡市、小説家)
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    投稿日:2019.04.04

  • うみ

    うみ

    議会が切り捨てられようとする中、ミラボーとロベスピエールにそそのかされたデムーランの演説でついにパリで暴動が!ただし、結局暴動が革命となるには(一部でも)軍隊の合流が不可欠であることが明確に描かれている。国家が国家たりえるのは暴力装置を独占しているからなのだから、その独占を打ち砕かなければ革命は成就しえない。(無論、暴力だけでも成就しない)続きを読む

    投稿日:2018.10.14

  • waves

    waves

    ミラボーとロベスピエールがデムーランを焚き付けて蜂起を促すシーンが面白い。多分佐藤氏の創作なのだろうけど、そうであったと思わせる筆致が素晴らしい。

    投稿日:2017.06.25

  • Hiroyuki

    Hiroyuki

    三部会から国民議会が分離したが、実際には何ものも得てはいない。この現状を打破するため議員たちは動き出す。そして革命はついにパリへ。いよいよ盛り上がってきた。

    投稿日:2016.04.17

  • nozominbook

    nozominbook

    20131211読了。
    文体に癖があるので、それに出会う度に現実に引き戻されてしまうのだが、それはそれとして。
    物語としては本当に興味深い。
    ミラボー、ロベスピエール、デムーラン…歴史で勉強した人物が生き生きと動き回っていて読んでいて飽きさせない。続きを読む

    投稿日:2013.12.12

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