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アガサ・クリスティー, 奥村章子 / クリスティー文庫 (5件のレビュー)
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tanaka9999
2004年発行、早川書房のクリスティー文庫。解説は中辻理夫(文芸評論家)。解説によるとスパイ冒険小説。自殺願望がある女性がスパイに仕立て上げられる。途中から死というものを全く考えなくなるが、解説のいう…とおりやはり新しい環境に順応してしまっているのだろうか。最後になぜかロマンスになってしまうところはアガサらしいかな。続きを読む
投稿日:2021.01.30
言音
クリスティーの冒険物の中では一番好き。 他のと違って、行き当たりばったり感が少ないからかな? オリーヴの最後の言葉がそういう意味だったとは…。 お決まりのロマンスも良い。 最初はジェソップが相手か…と思った。続きを読む
投稿日:2012.10.20
mf2t
非公式正誤表あります(登録 1 件) http://public-errata.appspot.com/errata/book/4-15-130090-2/
投稿日:2012.06.16
kaizen
このレビューはネタバレを含みます
アガサクリスティの推理小説をたくさん読んできたので、 だんだん類型化して読むようになってきました。 最初の見開きの人物紹介で、誰が死に、誰が犯人かを予測するようになりました。 半分以上は当たりません。 第1章を呼んだところで、次の予測をするようにしています。 本書では、すぐにその予測も外れました。 第2章で、予想外の方がなくなられたからです。 主人公は、死なない。主人公だと思われる人は死んでしまう。 結局、本筋の主人公は、人物紹介の下の方にある人になったところで、がっくりしました。 このがっくり観を味わいたくて、アガサクリスティを読み続けています。 本書も、第3章までで、半分は満足しました。 最初の方に出てくるモロッコは行ったことがないので、ちょっとピンときていません。 モロッコを舞台にした映像作品を見てから、もう一度読み直そうと思いました。
投稿日:2011.08.14
sweetcake
東西の冷戦でふたつに引き裂かれているヨーロッパ。その西側陣営で科学者たちが次々に失踪していた。いままた、めざましい成果をおさめた科学者ベタートンが行方不明となる。東側の陰謀なのか?英国情報部はベタート…ンの妻に瓜ふたつの女性スパイとして適地に放つが…会心の冒険スパイ小説続きを読む
投稿日:2007.05.22
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