【感想】燻り

黒川博行 / 講談社文庫
(5件のレビュー)

総合評価:

平均 2.3
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ブクログレビュー

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  • MOTO

    MOTO

    非合法的な金稼ぎや悪事が
    きれいさっぱり完全燃焼などするわけないっ。

    いつまでもぶすぶすと燻り続け、
    後々、まずい痕跡が残ってしまうのだ。

    わかっていながら
    あーだこーだと関西弁で嘆く様が、
    ちょっと可笑しかった♪
    (笑うところでは無いのかもしれませんが。)
    続きを読む

    投稿日:2014.08.18

  • sunotake

    sunotake

    9篇の短篇集。
    ヤクザ、恐喝、詐欺、殺人、あらゆる犯罪でうまくいかない中途半端、
    つまりは『くすぶり』の集まり。
    読みながら、何処かで繋がっているのか深読みさせつつ、
    全くそんなこともないくすぶり振り
    特にオチはなし。
    続きを読む

    投稿日:2014.06.19

  • hamukatsu

    hamukatsu

    作品の紹介
    騙し騙され、一攫千金を狙っては燻り続ける男たち。関西アンダーグラウンド世界に蠢く悪党どもが、シノギを削って繰り広げる暗躍死闘を活き活きと描く。悪事の手際、会話の一言、仕種の細部にまで行き渡った、痺れるほどの緊張感とリアリティ。極上のピカレスク・ハードボイルド、9編を収録した傑作集。続きを読む

    投稿日:2011.08.30

  • sunao2

    sunao2

    オチが弱いというか、全体に平坦な感じ。「てとろどときしん」の方がキャラが立っている分おもしろい。でも燻りだからいいのか。

    投稿日:2010.05.06

  • Sizenote

    Sizenote

    う〜ん、黒川さんの事実だけを淡々と描写していくスタイルは短編には向かないですね。短編だと単なる事件レポに近い。事件自体が面白い「迷い骨」は面白かったですけど。

    投稿日:2009.05.17

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