【感想】竜の柩(2) ノアの方舟編

高橋克彦 / 講談社文庫
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • Bookrium

    Bookrium

    舞台はインドからパキスタンやトルコへ移って行く。
    いろいろな文明と宗教を関連づけていくところは想像が飛躍しすぎている感があるものの、よくもまあこれだけの情報を整理したものだと感心した。
    インドの戯曲や神様はただでさえ知識がないから難しすぎてついていけないし、ちょっと人が死に過ぎるけれど、それでも面白いと思える作品でした。続きを読む

    投稿日:2019.03.03

  • anri0912

    anri0912

    竜の正体を探しにインド、トルコへと向かった虹人たち。
    今回の神話や遺跡の話もほとんどが知らなかった事ばかりで
    調べ調べ読み進めました。
    遺跡なんかは実際の写真を見ながら読むと
    ワクワク感が増すと思います。

    ノアの箱舟、実際はどうなんだろう。
    えー、まさか!と思う事ばかりなのだけれど、何だかついつい信じたくなってしまいますね。

    かなり気になる終わり方だったので早く続きが読みたいです。
    続きを読む

    投稿日:2015.06.22

  • matsukubo

    matsukubo

    昔読んだ高木彬光の「チンギスカンの秘密」を彷彿させる作品。歴史の謎にスポットをあて仮設を組み立て歴史上の事実から一つ一つを検証していく作品。本作品のテーマは紀元前1000年前後の世界の神話を紐解く。物語の始まりは東北地方に伝わる神話。古事記、インダス文明そしてノアの方舟の共通点の先に見える真実とは。小説とは作り物をいかに真実と思わせるかが鍵。うーむその通り。壮大な仮設と緻密な検証。圧巻の作品です。続きを読む

    投稿日:2012.08.25

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