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羽田奈緒子, 戸部淑 / MF文庫J (1件のレビュー)
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総合評価:
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takemikami
「きゅうり」に妙にウケた。誰の仕業なのかというよりも、どうして「きゅうり」なのかということを、真剣に考えているあたりが、非常に馬鹿らしくてよい。いろいろな面で一巻目と同じ雰囲気の作品で読者を裏切らず…、上手く型にはまっている印象を受けた。 表紙のイラストを見てもわかるかも知れないが、1巻では妹の小百合を、2巻では兄の一弥をメインに据えて物語が展開されている。小人のパウエルは主に、1巻では小百合の部屋で、2巻では一弥の学校で、行動する。1巻と2巻で、メインとする場面を変えることで、無理なく(1巻では登場しなかった)新キャラクタを加えることに成功している。ただ感じたのは、せっかく様々な場面で小人が登場しているので、もっと小人から見た巨人の世界を描写した方が、より物語に臨場感が出るのではないかと言うこと。続きを読む
投稿日:2011.08.20
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