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山崎マキコ / 文春文庫 (113件のレビュー)
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総合評価:
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みお
29歳バージン。はじめての恋愛。 他の方の感想もみましたが、主人公はたしかに色々な人にふらついていたり、感情の起伏がすごいなとは思いました。でも、はじめての経験ってみんなそんなものなのかなって思います…。 人よりもスタートが遅いとその見苦しさが際立ってしまうかもしれないけど、それでも踏み出す。そんな勇気をもらえる本でした。続きを読む
投稿日:2024.03.18
キじばと。。
前半と後半で書いたひとが別人なのではないかと思うくらい、クオリティに差があるように感じます。前半は、主人公・三田村奈津美の親友の青ちゃんの高いテンションに引っ張られて、サクサク読み進めることができた。… 前半の青ちゃんのポジションにいるのが、後半のギンポ君です。ただし、青ちゃんが奈津美をどんどん引っ張っていくのに対して、ギンポ君は奈津美の傍で、さりげなく進むべき道に気づかせてくれる存在です。ただこの辺りから、奈津美の突発的な行動が理解できなくなってきてしまいました。 とくに妹のなずなが家に押しかけてきてからの展開は、あまりにも駆け足でごちゃごちゃしているように感じてしまいました。ギンポ君の正体が明らかになる場面は、クライマックスをきちんと張ることができていないために、あっけないというか、ご都合主義的な展開になってしまっており、会社でリストラ問題がもち上がった際に展開される愛社精神云々の議論もやっつけ感がただよっています。 これまで恋愛に無縁でいた主人公が、三人の男性とのかかわりを通じて、自分の育ってきた家庭の問題にあらためて直面するというストーリー自体は悪くなかったように思うのですが。続きを読む
投稿日:2019.06.02
booska17
女の人ってこういうふうに考えるんだ・・・というのがよくわかった。 あと、タイトルがいい。手に取ったのはやっぱりタイトルにひかれたから。 最後の手前のやつ、あれはちょっとどうしても辛すぎるのだが…(読んでてどきどきした)、やはりこの本には、あれがなくてはならなかったんだろうな。 それはものすごくわかるのだけど、うーん・・・。 なかなかよい本だったので、この人の他の本も読んでみたいと思った。いつか探してみよう。 (以上は最初に読んだときの感想。再読してみたら「なんだこれ」ってなった記憶がある…)続きを読む
投稿日:2018.12.31
あかぱんまん
かなーり好き。29歳バージン、バリキャリ女が、恋や青春を初めて知っていく物語。なにかを知ったり、始めたりすることに遅いなんてないんよな。自分のペースで、今を生きる自分の声を聞こう。
投稿日:2018.09.25
木戸のねこ
29歳、処女、仕事命の女が、後輩・青ちゃんや母の見合いのススメで恋に目覚めていくというストーリー。 しかし…なんというか話がふらふらし過ぎじゃない?そしてギンポ君をいいように利用し過ぎなのでは…。まあ…本人も納得しているからいいんだろうけど。けど悪い女じゃのう。 主役が嫌いってわけではないけど、なんだかちょっと…。続きを読む
投稿日:2018.02.24
hito-koto
表紙は山崎マキコさんでしょうか。「盆栽マイフェアレディ」「マリモ 酒漬けOL物語」に次いで「ためらいもイエス」(2005.3文庫)を読みました。小諸そばの天丼もりセット、マックのフィレオフィッシュが好…き、間もなく29歳、男性と仕事つきあいはできるけどいまだバージンの三田村奈津美の物語。365頁の作品。330頁位までは、見合いした男性神保、職場の金持ち中野、筋肉マン桑田の3人との付き合いが交互に続きますが、330頁から急展開、目まぐるしいラストで、なにがなんだか、てんてこ舞いでしたw。続きを読む
投稿日:2017.02.01
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