【感想】蟲師（６）

カラーページや表紙の色使いがとても好き。この巻は明るい終わり方の話が多くて、救われた感じがしました。

温かな読後感。「囀る貝」小さい頃、拾った貝に耳を当てて聞こえる音を楽しんだことを思い出した。「野末の宴」は酒蔵の話。光酒に似た酒、味わってみたい。蟲師も集まりがなんか好き。同じ力を持つ者だけが分かち合…える時間、というのがなんとも。続きを読む

雪の下と野末の宴好き。イサザ！！わたしはどうも以前出てきたキャラクターが登場する、というものが好きらしい。（井坂幸太郎とか、辻村深月とか）

「天辺の糸」は、セイジロさんの愛が深くて感動した。ラストがしんみりとして良い。「雪の下」も切なかった。今回は、失われかけた絆をお互いがつなぎ直そうとする作品が多く、いい話が多かった。

｢天辺の糸｣と｢雪の下｣が好き。
天辺の糸は終わり方が良く、雪の下はギンコの助言があったとはいえ、彼が助けたというよりはトキと妙がトキを正常に戻したような感じだから。

　１～7巻まで、一気読みした感想。

　なんで、7巻まで全部同じですm(__)m


　動物でもない、植物でもない、この世のものともいいきれない曖昧な存在、蟲。
　それをとりまく人間達の悲喜こもごも。…

　アニメでみて、面白かったのでオトナ買いしましたｗｗ
　いやあ、完成度高いっす。どうやらこれがデビュー作（１巻の「瞼の光」）なんだそうですが、すでに大家の貫禄が…。ま、ギンコの服装、つかズボン、へんですけどｗｗ　
　この幕末と明治の間の架空の時間、もしくはずっと鎖国を続けている日本、っていう時代OR舞台設定がすごく効いてます。
　日本って美しい。
　日本語って美しい。
　そういうことをしみじみと感じさせてくれる秀作。続きを読む