【感想】孤高のメス 神の手にはあらず 第4巻

大鐘稔彦 / 幻冬舎文庫
(16件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
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4
7
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ブクログレビュー

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  • 雅本棚

    雅本棚

    死亡肝移植によって一命をとりとめた大川が拒絶反応を起こし、再手術のため台湾へ来る。当麻は翔子もまた病魔に侵されていることを告げ、自らメスを執った。最愛の翔子と共に生きるため、古巣の甦生記念病院へ戻る決心を固める当麻。しかし病魔は静かに翔子の体を蝕んでいた……。現代の医療システムに警鐘を鳴らす衝撃の問題作、ついに完結。続きを読む

    投稿日:2024.04.06

  • 浩太

    浩太

    生体肝移植の結果を見たくて4から6を購入したのに、最初から随分とストーリーが飛んだ内容だと我慢して読んでも繋がらず。よく見たら続編の完結編である4だった。古本屋だったが、前編と普通に並んで売っていた。今日、別の店でも同様に並んでいるので、他の人も間違って買ってしまうと思う。
    と言うことで、都合6冊を飛ばして結論編だけ見た感想では、随分と医療より恋愛に傾いた印象。当麻先生の婚約者の父親が、再度の肝移植のために妻と娘の適合を検査すると、娘の癌が判明。手術しても完治は困難と思われるが、当麻先生はどうするか。手術は誰がどうするか。最後はどうなるか。純愛物語で、本来は涙が流れるのも当たり前なのに、間違って購入した本のため泣けず。残念な思い。
    続きを読む

    投稿日:2022.08.14

  • saga-ref

    saga-ref

    荒井の医療ミスによる訴訟の顛末が中途半端。当麻が、日本を離れなけばならない脳死肝移植で一旦は回復なったかと思われた大川町長だが、拒絶反応で再度生死の瀬戸際に。かてて加えて翔子に病巣(癌)が見つかってしまった。当麻を諫める王文慶とのやりとりで、未婚の時には結婚して温かい家庭を夢み、既婚となると子どものままならなさに思い悩むという部分に思わず唸ってしまった。既婚者としては後者に納得(笑)続きを読む

    投稿日:2019.02.19

  • のがまま

    のがまま

    「神の手にあらず」という副題の意味がずっとわからずだったのですが、4巻にを読んでみて、なるほど^^と感じました。翔子さんの生きざまがとても素晴らしく、また3巻~4巻にかけて、主人公当麻医師の人間的な部分が伝わってきて、最初の6巻より、今回4巻がとても素晴らしい気がしました。できることなら、この後、当麻医師がどう成長していくのかが読んでみたい。続きを読む

    投稿日:2018.10.12

  • フッタ

    フッタ

    話が進めば進むほど、当初の勢いのない展開になっていく。孤高のメスでも愛する人は救えず、スーパードクターの活躍を書く昨今のドラマとは現実は違うという事か、ホスピスに向かう患者と家族の心情が良く描かれている。話が長くちょっと展開も無理している感じがする。続きを読む

    投稿日:2017.12.31

  • shadi

    shadi

    (内容紹介)「主人公は恋人の父親に、彼女も病魔におかされていると告げる。最愛の恋人を救うためメスを執るが、病魔は静かに彼女の体を蝕んでいた。シリーズ完結編。」
    医者の宿命とは、こんなにも辛いものだろうか?傍にいても何もできない、私たちでさえ、そう思うのに、医者であればなお、無力感や、ふがいなさを感じるのではないだろうか?続きを読む

    投稿日:2014.01.28

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