【感想】ロマンチストの恋人

伊郷ルウ, 高峰顕 / シャレード文庫
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • lovenovels

    lovenovels

    普段と演じているときの朝陽の違いが面白い。普段を見ていると人前に出ても大丈夫なのか?と言いたくなるのに、演じていると堂々としている。本気で好きなことをしてるんだな。というのが分かる。そんな朝陽を「落とす」賭けになんて、中條寺はなんで乗っちゃったんだろう。と言いたくなった。本人が一番後悔していそうだけど。そんな誤解やすれ違いもあったけれど、想いが通じ合えば、甘い恋人になりそうな2人の話だった。続きを読む

    投稿日:2019.11.02

  • K

    K

    ▼あらすじ
    桜澤朝陽は舞台オーディションで、異例のダブルキャストとして主演に抜擢される。夢にまで見た念願の主役決定の知らせに、喜ぶ桜澤。だが裏には、一途に桜澤を思う劇場支配人・中條寺近衛と、遊びだと言って憚らない演出家・小早川志貴の駆け引きがあった。二人はそれぞれの思惑を隠しながら、桜澤に急接近していく。
    「なんで僕なんだ?」小早川からは直情的にキスをされ、中條寺からは控えめながらも情熱的に思いを伝えられ…。初心な桜澤は心揺らすばかりだったが――

    ***

    うーん…何か全てにおいて中途半端で萌えるまでには至らなかったかな…。
    まず第一に、ダブルキャストという設定が活かしきれていない。
    朝陽が同じ主演の里村からビンタされた時はここから波乱な展開になるのか?と思ったのですが、それ以降、里村の出番が終盤近くまで無くて吃驚しました。
    小早川のセフレって設定なのに何の為に存在しているのかと疑問に思うほど
    出番が無くて、そういう扱いをするぐらいならダブルキャストじゃなくても良かったし、小早川のセフレって設定も要らないんじゃない?と思ってしまいました。

    でもって中條寺が朝陽に一途なのは分かるとしても、その気持ちを知った朝陽が中條寺を好きになるまでの過程が弱くて、イマイチ納得出来なかったです。決定的な何かが欠けてる感じ。
    朝陽の場合、中條寺に好きだと言われて変に意識しちゃって、それを恋だと勘違いしている感じにしか見えませんでした。
    エッチの描写も凄くあっさりして見えるし、そもそも中條寺は別にロマンチストでも何でもないし…これ、どこで萌えたら良いんだろうっていう…(笑)

    何よりあれだけ舞台舞台で進んで来たのに肝心な舞台の完成シーンがなく、最後はベッドの上で終わったので、中途半端も甚だしいと思いました。
    残念ながら私には合いませんでしたね…。
    ああでも、イラスト付きのあとがきにはほっこりしました。そこだけ良かったです。
    続きを読む

    投稿日:2015.08.15

  • 魔人ぷぅ

    魔人ぷぅ

    【あらすじ】

    桜澤朝陽は舞台オーディションで、異例のダブルキャストとして主演に抜擢される。
    夢にまで見た念願の主役決定の知らせに、喜ぶ桜澤。
    だが裏には、一途に桜澤を思う劇場支配人・中篠寺近衛と、遊びだと言って憚らない演出家・小早川志貴の駆け引きがあった。
    二人はそれぞれの思惑を隠しながら、桜澤に接近していく。
    「なんで僕なんだ?」
    小早川からは直情的にキスをされ、中篠寺からは控えめながらも情熱的に思いを伝えられ・・・。
    初心な桜澤は心を揺らすばかりだったが・・・。
    ・・・巻末より抜粋。

    エロ度:★
    キャラ度:★★
    ストーリー:★★

    攻:中篠寺近衛(ちゅうじょうじこのえ:劇場支配人・30歳)
    大企業三優グループの創始者の家系に生まれ、そのグループ傘下にある劇場「シアター・ディオニュソス」の総支配人となる。
    演出家の小早川とは幼なじみ。
    ある舞台で桜澤朝陽に一目惚れし、以来、朝陽の出演舞台は全て観覧している。

    受:桜澤朝陽(さくらざわあさひ:舞台俳優・20歳)
    中学生の時に初めて舞台「真夏の夜の夢」を見てとりこになり、元来あがり症だが舞台の上で演じている時は自分が別人になったのかのように振舞えることから、どんどん芝居に熱中していく。
    今でも、内気で恥ずかしがりや。

    小早川志貴(こばやかわしき:演出家・30歳)
    中篠寺近衛とは幼なじみ。
    財閥の家系の御曹司ながら、新進気鋭の演出家として名高い。
    「ハムレット」のオーディションで桜澤朝陽を気にいってしまい、なんとしても手に入れて見せようとする。
    恋人はいないが、セフレは多数。

    里村真治(さとむらしんじ)
    若いながらも舞台経験豊富で、若手舞台俳優ナンバー1とも言われている。
    今回の「ハムレット」の主役が桜澤朝陽とのダブルキャストということに不満を持っており、朝陽に何かとつっかかる。
    演出家・小早川のセフレの1人。

    Hシーン1回。

    劇場支配人X舞台俳優。
    温厚で包容力のある大人と、内気で恥ずかしがり屋な若手俳優の純情ラブストーリーです。

    小早川を当て馬と呼んでもいいのかどうなのか、悩みどころなんですが(^0^;)

    以前から朝陽のことが気になっていた中篠寺は、「特定の恋人はいらないが、口説かせたら百発百中!」を豪語する大親友・小早川が朝陽をターゲットにしたことから恋の駆け引きが始まる。
    しかも、朝陽本人が預かり知らぬところで(^0^;)
    ほぼ、賭け事。

    おまけに、「ダブルキャスト」に不満がある里村からは「小早川先生を体で篭絡したんだろう!?」と殴られ、あわや!?というところを中篠寺に救われたり。

    強引に迫ってくる小早川。
    慌てず騒がず穏やかにサポートしてくれる中篠寺。
    いったい、朝陽はどちらを選ぶ!?
    というストーリーです。
    続きを読む

    投稿日:2011.07.25

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