テックジャイアントと地政学 山本康正のテクノロジー教養講座 2023-2024
山本康正(著)
/日経プレミアシリーズ
作品情報
ChatGPTの衝撃とマイクロソフトvsグーグルの争い
イーロンマスクによるツイッター買収
GAFAMの成長鈍化とリストラ
メタバースとWeb3の現実
テック業界の最新情報をテクノロジーの伝道師が、わかりやすく解説!
メタバースとWeb3が大きな話題になった2022年は、フェイスブックやツイッターが大量解雇を発表するなど、テックジャイアントの経営が曲がり角を迎えた年でもあった。また、ウクライナ侵攻によってテック業界の地政学リスクが一気に顕在化。
こうした情報を押さえておくことは、一般のビジネスパーソンにとっても必須となっている。
本書は、シリコンバレーと往来する著者が、海外の先端動向を紹介しながら、日本へのインパクト、企業や個人がなすべきことをわかりやすく解説する。
日経電子版の好評連載をまとめ読み!
もっとみる
商品情報
- 著者
- 山本康正
- ジャンル
- コンピュータ・情報 - IT・Eビジネス・資格・読み物
- 出版社
- 日経BP
- 掲載誌・レーベル
- 日経プレミアシリーズ
- 書籍発売日
- 2023.03.10
- Reader Store発売日
- 2023.03.10
- ファイルサイズ
- 13.8MB
- ページ数
- 248ページ
以下の製品には非対応です
この作品のレビュー
平均 3.1 (7件のレビュー)
-
テックジャイアントの経営が曲がり角だという。しかしながら次のステップがどうなるのかは正直読めない。
生成AIについては、様々な考察がなされているが、その情報も日々変化しているため、本当の意味で未来を見…据えた意見なのかどうなのか、一般の我々では判断がつかないだろう。
書籍で読んだ場合、情報だけで捉えると何テンポも遅いかもしれない。
しかし、最新情報に拘らず、基本を押さえたり、歴史の流れを見たり、全体を網羅的に把握するためには良いと思う。
実際にテックジャイアント(日本では「GAFAM」の方が伝わりやすい)は、今後も継続的に成長し続けられるのかどうか。
Facebook(現Meta)については、メタバース事業に大きく舵を切りながらも、実際にはまだまだ先は見えていない。
その一方で、社員の人員削減を断行しているという。
果たして拡大なのか、縮小なのかは、単純には計れないところだろうと思う。
Twitter社についても、まさかイーロン・マスク氏に買収されると思わなかったが、旧陣営で経営に苦労していたのは事実だから、今後の動きに期待というところか。
ロシアがウクライナに侵攻し、まさかこの21世紀の時代に、重戦車や、人間の兵隊での戦闘が起こるとは思わなかった。
もちろん、リアルな戦闘だけではなく、「ハイブリッド戦争」と言われる情報戦についても行われてはいるが、今後バーチャルなネット世界はどうなっていくのか。
リアルとバーチャルをつなぐ半導体の獲得競争についても、この戦争の影響もあって、熾烈な争いとなっている。
もちろん、バーチャルなネット世界は益々高機能化し、メタバース・Web3世界を構築していく。
メタバースが日常になってしまえば、それはもはや人にとって「現実」に他ならない。
映画「マトリックス」がよく引き合いに出されるが、そんな世界観がもう間もなく本当に訪れる。
トイレと食事以外はメタバース世界で暮らす人が普通になる世界。
メタバース世界で普通に仕事をして、普通に経済活動が行われる。
そうなった時に社会はどう変化していくのだろうか。
国家とかお金とかもどうなっていくのか。
SFのような話であるが、それが想像を超える早さで現実化し、社会に実装されていくのだと思う。
その時に覇権を握るのが今のテックジャイアントとは限らない。
もちろんMeta社でない可能性だってある。
中国のゲーム企業かもしれないし、シリコンバレーの別のAI開発企業かもしれない。
それでは日本からは何も生まれないのか?
かつて、日本はこれだけマンガ・アニメの世界でSFを描いてきた。
未来世界を想像することは得意なはずだし、その世界を実現するだけの技術力もまだまだあると思う。
そう考えると日本にも何らかのチャンスはありそうに感じるが、果たしてどの分野でどうやって勝ち筋を見つけていくのか。
そんな勝ち筋が見えている日本人がどれだけいるのか?
いずれにしても未来は勝手にやってくるものではない。
我々自身が作り上げる世界こそ、未来なのだ。
私自身は50歳を超えてシニア世代に突入だが、人生が本当に100年時代とすればまだまだ先は長い。
その間にも世界は目まぐるしく変化していく。
そう考えると、大きな野心を持って命懸けで取り組んでもいいかもしれない。
私自身には技術力も何もないが、これから未来を担う若者をサポートするくらいは出来る。
テック業界の動きは今後も追いかけていきたい。
(2024/4/20土)続きを読む投稿日:2024.05.08
地政学というほど大それたものではないが、全体感を掴むには良い本
ある程度、既知の内容多かったが、バズワードに振り回されるな、例えばWeb3.0とかメタバースとか、と言うのは超納得。マネタイズできる想像…があまりできない、、、続きを読む投稿日:2024.01.21
新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
※新刊自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると新刊自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
- ・優待ポイントが2倍になるおトクなキャンペーン実施中!
※続巻自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると続巻自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能ですReader Store BOOK GIFT とは
ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。
贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK!
ぜひお誕生日のお祝いや、おすすめしたい本をプレゼントしてみてください。※ギフトのお受け取り期限はご購入後6ヶ月となります。お受け取りされないまま期限を過ぎた場合、お受け取りや払い戻しはできませんのでご注意ください。
※お受け取りになる方がすでに同じ本をお持ちの場合でも払い戻しはできません。
※ギフトのお受け取りにはサインアップ(無料)が必要です。
※ご自身の本棚の本を贈ることはできません。
※ポイント、クーポンの利用はできません。クーポンコード登録
Reader Storeをご利用のお客様へ
ご利用ありがとうございます!
エラー(エラーコード: )
ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。