歴史を味方にしよう
童門冬二(著)
/YA心の友だちシリーズ
作品情報
私たちはなぜ歴史を学ぶのでしょうか。端的に言えば、それは歴史の中に生きる知恵がたくさん詰まっているからです。私たちが未来を進んでいく時、歴史は足元を照らす灯りとなり、道に迷いそうな時には、行く先を示してくれます。教科書を読むことだけが歴史の勉強ではありません。例えば、歴史を題材にしたドラマやマンガ、ゲームで気になる人物に出会ったら、そこから「イモヅル式」にたぐり寄せていくことで、どんどんおもしろい世界が広がっていきます。本書は、歴史作家・童門冬二氏が、歴史を味方にすれば、心強く人生を歩んでいけるということをやさしく紹介したものです。全体は、次の4章から構成されています。 ●第1章:「歴史の勉強がつまらない」と言う君へ ●第2章:こうすれば歴史がおもしろくなる、どんどん身につく ●第3章:歴史を活用して楽しもう ●第4章:この人たちから学ぼう。
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商品情報
- シリーズ
- 歴史を味方にしよう
- 著者
- 童門冬二
- 出版社
- PHP研究所
- 掲載誌・レーベル
- YA心の友だちシリーズ
- 書籍発売日
- 2016.01.15
- Reader Store発売日
- 2017.09.26
- ファイルサイズ
- 0.5MB
- ページ数
- 128ページ
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この作品のレビュー
平均 4.0 (4件のレビュー)
-
じぶんで勝手に歴史を学ぼうと、まずは1冊目に選んだ本。
まずはモチベーション、ということで、やさしめなもの。
歴史を学ぶことは、生き方を学ぶということ。自分の立ち位置を知るために歴史を学ぶ。
いま、…自分の仕事のためのニッチな歴史を学んでいるけれど、「立ち位置を知る」というのはとても実感できる。
歴史を知ることで、失敗を繰り返さないことができるし、その失敗自体「そもそも今の世にあっても失敗なの?」と検討することもできる。
でも勉強しないと実感として湧かないっていうのは、難しいところだよなぁ。続きを読む投稿日:2019.04.10
このレビューはネタバレを含みます
歴史に興味を持つためのきっかけ、第一歩。
レビューの続きを読む
小学校高学年、中学生、歴史を学び始めた人向けにやさしく書いた入門書。
「歴史は闇を照らす灯り。歴史を学ぶということは、日々の生き方を学ぶということです。自分…がどう生きていくか、そのための手がかりや足がかりを学ぶことができるのです。」
もくじ
第一章 「歴史の勉強がつまらない」という君へ
第二章 こうすれば歴史が面白くなる、どんどん身につく
第三章 歴史を活用して楽しもう
第四章 この人たちから学ぼう
・読んでいて、吉田松陰の3つの教え、織田信長の「あゆち思想」(人々が幸福に暮らせる国を作りたいというビジョンがあり、徹底的なリサーチによって、日本の民衆が政治や社会に何を求めているのかを知り、自分の政策で実現させた)について、もっと知りたいなと感じた。
・歴史に興味がなかった私が「歴史上の人物の中から好きな人物を見つける」のは、うーんハードル高いかも・・と思っていたが、童門さんの話を聞いていて面白かったので、「人の推し」に一緒に注目したり、人の「推しについての話」を聞くことからスタートしてもいいかも。
・p34「歴史の勉強は、個人史、地域史、そして歴史全体を述べている通史の3つを行ったりきたりすることで、どんどん深めていくことができる。」
→大河ドラマ(俳優がいい!とかでも)、歴史漫画、歴史ゲームからでも。
①その人物がどのように生きたかという個人史をさぐる。その人物の周りの人(共、主人や部下)にも着目。
②その人がどんな場所に住んでいて、どんな生活環境だったかに興味をもつ。地域史。
③その人が生きたのはどういう時代だったのか、その地域は日本の通史の中ではどんな位置づけだったのか、ということを知る。通史。
↓
④どんどん勉強すれば、新たな疑問が出てくる。そしたら芋づる式でまた個人史・地域史・通史を見直し広めていける。この三つをバランスよく学ぶことで視野が広がる。
・大河ドラマは全てが史実ではない。というか歴史は全てが真実ではない。→では実際はどうだったのか?という疑問が出てきたら◎時代考証を自分でもやって、大河ドラマにツッコミを入れ、多いにののしり、自分ならこう描くのにと思ってみるのも面白いよ。
・大河ドラマも学習漫画も、全国的に有名な人物を取り上げられることが多い→なぜ、有名なのか。なぜ、人気なのか?に注目してみると面白いよ。
・奈良の大仏や京都の寺院の仏像、「いったいどんな人が作ったのだろう?」→ほとんどが名もない下級労働者たち、無名の技術者たち。日本の「ものづくり」のレベルが古くからいかに高かった、日本の生活者の信仰心や文化性の豊さを感じることができる。
p78・歴史観は人それぞれちがう。見方によって、何が正しかったのか、何が正しくなかったのかは変わってくる。一方的な見方で決めつけず、まずは自分の器の中にいれてる。そして、それから、自分の考えを深めていくことが大事。自分の歴史観を持って人に語れば、また違う意見も返ってくる→それもまた器に入れる。そうやって入力と出力を繰り返すことが、人物や出来事を見る目を養うことにつながる。
・歴史観は変わるものである。世の中の変化や、自分自身の年齢、人生観の変化によって、歴史観も変わる。一貫していなくてもよい。続きを読む投稿日:2023.04.22
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